プロッと案

1:生き人形を手に入れた男が、これを見世物に金を稼ごうとする。
フリーマーケットで安く買ったものを転売して彼女への結婚資金を貯めている青年。いつものように商品を物色していた時、見るからに尋常ではない人形がとんでもない安価で売られているのを発見し、当然、購入する。その日の晩、青年は見たこともないような悪夢と金縛りのコンボを体験する。昼過ぎにようやく目覚めた青年は、この人形が明らかに怪異であることを確信する。――コイツは金になるぞ!――SNSで人を集め、イベントスペースで展示会をした。でっちあげの逸話を話し、観客を煽って多くの金を集めた。二三回ほど展示会をしたあと、ネットニュースの取材の話があがる。有名人になれると舞い上がっていたのもつかの間、プロデューサーが死亡したという連絡が入る。それを皮切りに観客の中で怪奇現象にあったという声が上がり始め、彼自身も怪奇現象に見舞われながらその対応に奔走することになる。

2:悪夢が実体化するパニックに人々が立ち向かう。。
 [ドミコ - 不眠導入剤]
   悪夢が実体化する現象が発生し、日本の各都市は大打撃を受けた。しかし、やられっぱなしの人々ではない。悪夢のメカニズムを研究し、こちら側も夢を利用した対抗手段を開発した。この技術を駆使して悪夢と戦う部隊、悪夢対“夢現”に新たなメンバーがやってくる。不眠症だという主人公は素で悪夢に干渉することが出来る。夢と現実の境界が融解してしまった彼は一度悪夢を生み出し、退治されたその身体の中から出てきたイレギュラーである。彼こそが、この不可解な超常現象を解決する鍵になるのではないか? という考えの元、命の保証と引き換えに研究と部隊に協力することになる。
   それぞれ夢を顕現させて戦うが、その内容は人によって、あるいはコンディションによって大きく異なる。隊員の一人は非常にメルヘンな夢で、ぬいぐるみなどを使って悪夢を滅殺する。また他にも、分身を召喚する、血を操る、目からビームを打つなど、百人百様である。

3:格安マンションに入居したが、隣人が指名手配の殺人鬼だった。
   貧乏役者の男は、住んでいたアパートが取り壊しになるということで追い出されてしまい途方に暮れていた。部屋を探すが、審査が通らず目の前が真っ暗になる。そんなときに見つけた入居者募集の張り紙。格安、しかも1K。信じられない好物件に思わず飛びついた。妙な条件がいくつかあったが、特に気にすることなく入居。それから一か月後のある日、男は隣人が血まみれの女を中に引っ張り込むところを目撃してしまう。さすがに大家に連絡すると、秘密厳守のアパートだといっただろうと一喝される。そして知るのだった、ここの入居者たちが、どんな心霊よりも質の悪い悪党揃いだということを……。


4:サラリーマンの人生がかかった最悪の一日。
池袋駅の案内表示を全てペンキで塗りつぶすというテロが行われた。翌日早朝、社運を賭けた取引に向かう男が目にしたのは混沌を極める駅構内の様子だった。
「あの、すいません。新宿行きの電車はこれであっていますか?」
「ええ、間違いないです。だって僕の前にいる人は、毎日通勤の時に見る人なんですから」

5:立てこもり犯の一人が、人質の中から自分の母親を逃がそうとする。
とある思想団体が立てこもり事件を起こす。中にいた人々を人質に交渉を進める中、犯人グループの一人は、自分の母親が人質に取られているのを発見する。なんとかして母親だけ逃がそうとするが……。

6:怪異に取りつかれた女性が、悪霊より質の悪い除霊師に仕事を依頼してしまう。
   それは業界でも有名な人間で、ただ自分の好奇心から除霊を独学した変人で、依頼者の問題を解決することよりも自身の好奇心を満足させることを優先する。調査の末にその怪異の出所がとある廃村の仏閣であることが判明した。本来であれば縁断ちで終わる所を、わざわざ廃村まで赴き、この村の邪教崇拝の全てを暴いてやろうと考えた。勿論、女性は解放されない。

7:訳の分からないサイトで買った育毛剤を使ったら、翌日自分が二人に増えていた。
   「ハゲた。まだ24なのに、無慈悲にも、一本残らず」
毎日ネットサーフィンに精を出して、探し回るのは育毛剤。金に糸目をつけずありとあらゆるものを使ったが効果はなかった。そんな時に目に入った広告『あなたの頭に再び友を~復縁くん~』 明らかに怪しいが、溺れる者は藁をもつかむ、掴んだ。
届いた復縁くんを頭に塗り込み、眠ると翌朝、隣に自分が寝ていた。一つ違うのは、増えた自分は髪の毛がふさふさ。枕元には抜け毛があり、思わずそれに触ると、なんと自分の頭に生え移ったではないか。男は全てを悟った。こいつから、髪の毛を奪えという事か! あまりに見苦しい戦いが、いま、始まる。
戦いは一昼夜にわたって行われ、その果てには疲労困憊の中途半端なハゲが二人残った。しかし、二人は髪の毛なんてものより大切なものを見出したのだ。
「髪なんて、どうだっていいじゃないか! だって俺たちは、こんな素晴らしい友を手に入れたんだ!!!」
肩を組み。爽やかに笑いあう二人。……だったが、オリジナルの肩に回していない方の手には、カミソリがにぎられていて……、ウィイイイイイイン! END


8:はぐれモノたちが交響曲を演奏する。
私の中学の吹奏楽部は幽霊部員御用達で有名だった。家庭に問題を抱えた子、無気力な子、はぐれモノが集まる場所。私の家は音楽にあふれていた。昔は、指揮者の父がいて、看護婦の母がいて、しかし父が病気で指揮台に上がれなくなってから、私の家には暗い空気が充満していた。それでも昔、父が見せてくれた音楽の力を信じて私はここにいる。みんなを説得して、最高の演奏をして見せる。音楽の力はあるんだってことを、みんなに教えてあげるんだ。
  
ファランドールで完結。サビで皆の問題が解決していることを示し、演奏終了と共に閉幕。拍手と共にエンドロールへ。

9:同じ日を繰り返す街に飛ばされた男が、同行者の殺人鬼と闘う。
 [SUPER BUTTER DOG – さよならCOLOR]
酷い雨の日、空き巣に刺された男は見知らぬ場所にいた。そこは同じ日を繰り返す世界だった。途方に暮れた男はそこらじゅうを歩き回り、おなじような境遇の人たちのサークルを見つける。みんなでこの世界から脱出する方法を考える。が、仕事をしなくてもいいし、なにをしても次の日にはリセットされている世界は存外心地よく、別に戻らなくてもいいんじゃないかと考え始める。そんなある日、男は自分を刺した男とであってしまう。彼も来ていたのだ。その場で殺害され、次の日の朝に目覚める。この世界では殺人ですら自由にできる。殺人鬼から逃げ回りながら急いで解決方法を探すことになる。

10:ある男が音楽の為に恋人を切り捨てる。
 [シャイトープ – ランデブー]
小さいころに父に連れて行ってもらったライブの輝きに魅入られた男が上京し、音楽で身を立てようと考える。バイトのない夜は路上で弾き語りをする日々、雨の日も、晴れの日も。ある雨の日、顔にあざを作った女が傘も差さずに自分の演奏を聴いていた。傘を渡してやる。女は大学生で、一年生のときに付き合った先輩とようやく縁を切ったところであるという。男に捨ててすぐにまた次のを見繕ったってわけか、女性様はお気楽でございますね。と、軽蔑する男だったが、しつこくついて来ては自分のライブを聴いてくれる彼女に惹かれる。(実際、無観客のライブは空しいものだ)お疲れ、とてもよかった、などなど嬉しいことを言ってくれる。そんなわけで仲良くなった二人は楽しく過ごす……、が。男は内心で焦りを感じていた。幸せを感じてしまったら、俺の創作は腐るんじゃないのか? そしてもう一つ、失恋はおおきな糧になるということ。音楽に没頭し、彼女の提案も聞かず、腹が立ったらすぐにキレる。幸せになって、音楽を失うのが怖い。そしてついに彼女に問われる。音楽か、私か。「そんなの、分かってるだろ?」「うん、聞いてみただけ」そういって家を出られる。感情が薄れないうちにと作曲にとりかかるが、涙がこぼれ、思わず彼女を追いかける。出会った日のような雨だった、場所は分かっていた。出会った場所だ。果たして彼女はそこに一人立ち、泣いていた。その姿を見た男はすさまじい葛藤に駆られる。この美しい絵を歌にするか、彼女を取り戻すか。目が合う。思い出が頭をよぎり、逡巡の後、にこりと笑い、彼女に背を向けた。

11:ジャックポット‼!
ある女が狂気的なプロデゥーサーと共にアイドルの頂点を目指す。
[クレイビット – One Two Step]
夢の東京で働く夢を叶えた女。とは昔の話で、二年目にしてすでに擦り切れて疲れ切った社畜となっていた。目覚め切らない頭で始発を待っていた女はホームを強引にすすむおっさんに突き飛ばされる。電車がはしってきて、こんなので人生が終わるのかと絶望した瞬間、何者かに手を引かれて間一髪、首の皮が繋がった。男は彼女を見るなり仕事は好きかと聞く。いいえ、とい言うと「じゃあやめろ、やめたらここに電話しろ。絶対だぞ」そういって名刺を渡す。アイドル事務所だった。そんな馬鹿だと思ったが、男の眼は狂気すらも帯びていて、冗談とも思えなかった。線路に落ちかけた時に、こんなことなら……、と頭をよぎったことが忘れられず、仕事をやめ、男に電話をかける。ここから彼女の地獄が始まった。厳しいレッスンと食事制限、生活習慣の監視、見る見るうちにあか抜けていく女。人を人と思っているのかも怪しい指導でメンバーを叩き上げるプロデゥーサー。努力は報われてついに大舞台にあがるが、プロデゥーサーへの意趣返しで女以外のメンバーがドタキャンしてしまう(他事務所に引き抜かれる。彼女にも誘いはあったが断った)。初めて絶望の表情を浮かべるプロデゥーサーに、女は声をかける。「まだチップは残っています」事前練習なし、完全アドリブの一人舞台が、今始まる。

12:少年少女が自分の人生について一晩討論する。
或る中学の、ある一グループの生徒たちは週に一回夜の公園に集まって愚痴や雑談をすることにしていた。そこで話されるのは家庭の不満や未来に対する不信感など暗いことばかり、昼の学校で話すのが憚られるような話題である。
中学も終盤に差し掛かり、みなが進路を考え始めるころ、夜の集会で誰かが言った。『今日でおわりにしないか?』その一言を皮切りにそれぞれがこの集会を続けるべきだと言うもの、彼の言う通りもう終わりにした方がいいと言うもの、そしてこの形の集会は終わりにすべき、しかし集会は必要だろうと言うもの、議論はやがてそれぞれの将来、家族、これまで立ち向かおうとしていなかったものに対しての向き合い方を議論し合うようになる。
夜が明け始めたころ、みなは爽やかな面持ちで帰路に就く。明るい時間に帰るのは初めての言だった。しかし、一人残る者がいた。この集会を始めた人間である。彼にはなにもなかった。最後までみなに反対し続け、最後には公園に一人残された。いいじゃないか、どうしてみなそう向上しようとするんだ。また俺は一人になるのか……。
数時間後、みな眠い目をして学校にやってくる。怒られちゃったとか、頑張ろうって思えたなどと和気あいあいと話し合う。しかし一人残った生徒だけはやってこなかった。皆は悲しく思う。先生が入ってきて出席を取り始めた時にかけて入ってくる。『はい!』


13:国家の腐敗に気付いた刑事が命を狙われる。
サイバーパンク日本。ナショナリズムのシンボルとしての演歌がそこらこちらで流れている。技術のブレイクスルーが起こらずに、70年代の技術水準のまま発展したイメージ。ニキシー管、ネオン、碍子引きの電線たち。工場の小型化も起こらなかったため、建物の密度は驚異的に高く、町全体が九龍城のようである。日本は再軍備化を秘密裏に進めている。刑事である主人公は銃の密輸が行われているという情報を掴み、一斉検挙をする。しかし、そこにいたのは政府の高官たち。これは一大事だと知らせに向かうが、それから彼は命を狙われるようになる。主人公は米国のスパイに保護され、祖国を裏切り生きながらえるか、国のために善良な一国民として死ぬかの二択を迫られる。民主国家の形を取りながら社会主義帝国へと形を変えようとする日本。第二次世界大戦の敗北がこの国を鬼にした。

14:病気で記憶を失っていく姉が、妹のために“自分”の演技をする。
久しぶりに帰省した少女に待っていた知らせは姉が脳腫瘍で入院しているというと。症状の一つに記憶を失うともあり、恐怖に怯えながら姉を訪れたが、意外にも元気そのもの、病人とは到底思えない快活ぶりだった。入院の暇を慰めるように思い出話を求める姉と話す事を通して二人の壮絶な生い立ちを知っていく担当看護婦。やがて来るべき時がやってきて、姉は亡くなった。
   悲しみに暮れる少女を訪ねた看護婦はあるボロボロになったノートを手渡す。それは姉の付けていた日記で、そこには話した思い出話、少女の特徴などが詳細につづられていて、最後のページには自分の名前が大量に描かれていた。姉は、記憶を失っていた。少女を悲しませないために忘れていない演技をしていたのだった。

15:悪人クラブに聖人がやってくる。
  「ワタシはひどい悪人です」  
会社の重役たちが集まる悪人クラブ。そこでは自身の悪行を互いに語り合う。新人をパワハラで潰した。愛人を孕ましてしまったから遠くへやってしまった。そうして自身の罪を見つめなおし、また善人を装った獣へと還っていく。そんなクラブにやってきた男は、信じられないような悪行を述べ、最後にこう結んだ。「そんな私がまだ生きているという事は神様が更生の機会を与えてくださったという事です。これからは悔い改め、善行を心がけます」会長の男はここはそういう場所ではないと反論するが、彼は言葉の通りに善行を積み、更生の過程をクラブで語った。ほかのメンバーたちもそれに感化され、善人への道を歩みだす。面白くないのは会長だった。こいつをなんとかして消してやる。
  裁判所で男はこう陳述する、「私はひどい悪人です。」


16:男が思い出をたよりに旅をする。
[THE BLUE HERB – HIGHER ON THE STONE]
  病弱なことからこれまでの人生の大半を病床で過ごしていた少年は、となりのベッドにやってきたおじさんが話し相手だった。おじさんは若いころ旅が好きだったようで、世界中の話をしてくれた。アフガニスタン、イエメン、シリアパレスチナ。病床から覗く窓の外しか世界を知らない少年にとって、おじさんの話は生きる希望を持つには十分な力を持っていた。ある日、おじさんは姿を消した。一枚の手紙を残して。それは話してくれた場所の地図だった。
  少年は大きくなり、清卓な青年となり、旅をするようになった。おじさんの話を思い出しながら世界中を旅する。おじさんの話は全てうそだった。どれもこれも話していた内容とはかけ離れていた。ただ一つ、真実だったのは夜明けの太陽は美しいという事。
  おじさんもまた少年と同じように人生の大半を病院で過ごした。人生経験の少なかった彼は社会に出ても順応することが出来ず、欝と貧困に苦しむ毎日だった。やがて老いが来て、病気になり、入院することになった。自分の人生はなんだったんだと絶望に沈む彼の隣に、その少年はいた。同じように、享受するはずだった楽しみや幸せを奪われ、人生の意味を見出せずにいる少年。自分が死なずに生きていたのはこの瞬間の為だったと悟り、語り始めたのだった、病床で貪るように読んだ外国の話、旅の醍醐味、変な人間、祭り、習慣を。

17:自殺しに行った公園で幽霊を名乗る女と鉢合わせる。
   生きる気力をなくし、自殺を決めた。近くに幽霊がでるという公園があり、みな気味悪がって夜中は誰も近寄らない。おあつらえ向きだと思って縄を手に公園へ向かう。気に縄をくくりつけ、首をとおした時に後ろから声が聞こえた。
   声をかけた女は自分は幽霊だという。どういうことか分からないが、とにかくふざけたやつだと腹を立てる。その女は姉がいた。姉は一人暮らしをしていた。毎月家に連絡して、毎日頑張っていると言っていた矢先に自殺した。女は何が姉を死へと駆り立てたのかを知りたくて毎晩公園に行って思考にふけった。背格好が似ていたこともあって、公園に幽霊が出るという噂が流れた。大切な人が死んで空っぽになった自分にはぴったりのあだ名だと笑う。
   二人はまた会う約束をして別れる。実は、幽霊を騙る女もまた自殺しに来ていた。縄をしばらく見つめてから独り言ちる。死にたいけど、約束があって今日はだめらしい。あーあ、生きていくって面倒くさいなア。



18:不眠症の男の家に強盗に入ったが、幻覚と勘違いされる。
   欝で10年間引きこもり、社会復帰した矢先に親に死なれてバイトをやめることが出来なくなった男は、切羽詰まった結果、強盗に入ることを決意する。その先は不眠症の男の家。男はすっかり参っており、夢と現実の区別すらつかなくなってきていた。
   しばらくの応酬の後、ついに不眠症の男は強盗を現実のものと認める。ようやく目的をはたせると思ったが、男と話したことは誰にも話したことのない、誰にも聞いてもらったことのない、自分の苦悩。それに同情してもらったのも初めての経験だった。ナイフを落とし、嗚咽する。男はおそるおそる強盗に近づいて、肩を叩く。
「ま、今回はだめだった。それでいいじゃないか。今夜は飲みに行こう。それで、また駄目だと思ったら、またこればいい」

19:トラックの助手席に座るバイトをしてみたが、何か様子がおかしい。
   大学生の男は財政難に陥っていた。とにかくいろんなバイトをした。そして見つけたトラックの助手席に乗るだけのバイト。圧倒的な単価に魅入られて応募する。面接はとても恐ろしかった。明らかに筋ものの男に注意事項を告げられる。この仕事で知ったことについて一切口をつぐむ事。契約終了後に電話をかけないこと。もろもろ。とはいえそんなことで辞退するような仕事ではないと思い、契約した。
   さて、乗り込んだ男は運転手の男に何を運んでるのか聞いてみる。男はにこりと笑うだけで何も言わない。……嫌な予感がする。
   果たして違法なものの運送だった。男は不幸な事情からこの仕事をしているのだった。大学生にこの仕事から下りるよう諭す。自分がいつか足を洗えた時、酒でも飲みに行こう。そういってトラックから下り、爽やかに分かれる。満足げな面持ちでトラックを見送った大学生は気づいた、ここが山間の、しかもトイレしかないサービスエリアであることを。ふざけんなー!

20:セールスマンが売り込みに来ているのがどうやら呪物らしい。
    ある日の昼下がり、男の家にセールスマンがやってくる。何やら熱心に話しているが何の商品化今一つつかめない。しかし家の中で鳴る物音やら笑い声やらを鑑みるとどうやら呪われた道具的なアレな気がする。そのうちセールスマンの様子がおかしくなってくる。さて、どうして追い返したものか……。

プロッと案

プロッと案

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-05-29

Copyrighted
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