『盲目』

君の声が聴こえてた
テープはスタンド・バイ・ミー
弾けないギターを抱いて眠るのは
もう辛いって泣いてたね


『盲目』


嘘吐きな人の言葉に
いちいち反応する純粋さは
いつか君を疲弊させ
摩耗した神経で誰かを苦しめる側に

繰り返すスタンド・バイ・ミー
擦り切れて途切れ途切れ

大丈夫よと嘘を重ねれば
君はぼんやりとした目で笑う
優しさは純粋を更に輝かせる
古い映画みたいに線路を辿ろう

アタシの思い通りに
早く苦しめてくれないかな
もっともっと追い詰められて
アタシで発散してみてよ

大丈夫、受け止めてあげる
これは本当
誰も知らない場所を
旅してみようよ

行き着くのがどんな場所でも
別に何にも失ったりしない
怖がらずにこの部屋を出よう
アタシが、アタシだけが理解者よ



「さて、依存してるのは君かアタシか」

『盲目』

『盲目』

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-03-02

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