尊敬する人探し
私事で恐縮ですが、尊敬する人を探しています。
恥ずかしながら、人様のマイナス部分ばかり見る人間だった。
受験時の面接対策で必ず用意される「尊敬する人は?」の質問も。
無難に親と答え、模範解答丸写しの応対をしていた。
心の中では記載をためらうような悪口雑言を呟いていたのに。
ある程度年齢を重ねた今、それ以外にも目を向けられるようになってきたが。
悲しきかな、それもつい最近のことで。
わたくしには「尊敬する人」という人がいない。
あれだけウィークポイントを押さえていれば、当然のことだ。
人にはイイところも悪いところもある。
それは勿論わたくしにも。
自分に欠けた魅力を持つ人、憧れを抱く人。
そんな人たちを探してみるのも、案外楽しいものだったりする。
この年になって探し出すのは、むしろプラスなのかもしれない。
人類みな兄弟、きっと見つかる輝く人。
尊敬する人探し