SNSでのコメント

 SNSを利用する目的の一つとして、投稿するコンテンツをきっかけに、コメント欄で交流を楽しむことがあげられます。もちろん、SNSとの向き合い方は人それぞれですので、そうあるべきとか、そうした方がいいって話ではありません。
 基本的に、創作活動をしている人にとっては、お気に入りの方の投稿(若しくは作品)そのものを堪能したり、自作を発信する場としての利用がメインだと思います。何が正解ってこともないのですが、私の現在の動機の一つとして、大まかに言えば、それにプラスしてコメント欄での交流もあげられるという話です。
 余談ですが、「交流」と「交友」と「交遊」、其々微妙に意味合いが違い、使い方も違うのですが、ここでは最低限の浅く広くという意味合いも含めて、「交流」を使うことにします。
 さてさて、そもそも論として、SNSで関係性を築く為の取っ掛かりは、良くも悪くもコンテンツ次第ですので、noteでいう「記事」に興味や関心がないとこちらからの交流は始まらないと思います。
「こちらからの」と書いたのは、逆パターンもあるからです。つまり、私の記事に興味や関心を持ってくださった方からのコンタクトにより、交流が始まることもあり得るかなと思ったのです。

 どちらにしても、次のステップはコメント欄でのやり取り、平たく言えば「会話」になります。しかし、ここで躓くパターンがすごく多いような気がしておりまして、それが本記事のテーマになります。
 それ以前の問題として、もちろん、交流を目的としていない人もいます。私も、最初は過去作の保管庫としてnoteを利用しておりました。その時の私がそうだったように、一方的に発信するだけの方もいます。それを否定するつもりはありませんが、そういう方への交流を目的としたコンタクトは、互いのために控えた方が良いのかな、と最近は思っています。
 例えば、他の方への投稿に見向きもしない人や、フォロワー数に比してフォロー数が極端に少ない人は……実際のところは分かりませんが、自らの発信だけに注力している方なんだな、と私は受け止めています。なので、そういう方のフォローはしませんし、コメントも残さないようにしています。
 あくまで「私は」ですが、SNSでは交流を楽しむことも大きな動機ですし、交流はなるべく「対等」な関係が望ましいと思っていますので、必然的にそのような対応になるのです。

 しかし、発信重視のスタンスを取っている方が、必ずしも交流を避けている人ばかりとは限りません。時々ですが、自分は他人の作品は読まないし、読んでもコメントなんて残さないのに、自作品へのコメントは大歓迎という、何とも都合の良い人もいます。
 こういう書き方をすると批判と受け止められ兼ねませんが、本当のところ、それはそれで自由だと思っています。ただ、「返報性の原理」なんてものもありますけど、交流は(芸能人やスポーツ選手などの有名人は別として)一方通行ではなかなか成り立たないものだと思うのです。
 それを踏まえた上で、そういう孤高のスタンスを取っているのなら、それもまた自由ですので批判するつもりは全くありません。ただ、「対等な」交流を楽しむつもりはない人なんだな、と判断する理由にはなると思うのです。つまり、人を見下している、若しくは、自己評価が高いのです。そして、前述の通り、私は対等な交流を求めていますので、仲良くなることはないでしょう。

 では、仮に誰かが私の記事に関心を持ってくださり、コメントをくださったとして、そこから親しい付き合いが始まるのか? と言えば、必ずしもそういうわけでも無いのです。むしろ、その為に交流から遠ざかる人もいると思います。
 以下は、あくまでも「私にとって」という話ですけど、こういうコメントをする人とはなるべく関わりたくないな、というパターンを幾つかあげてみます。

①最初から妙に馴れ馴れしいひと
 馴れ馴れしさは親密さに比例すべきです。なので、ある程度親しくなると全く問題ないのですけど(むしろ嬉しい!)、初めてのコンタクトなのに最低限の礼儀も弁えていない人は、それっきりにしたいです。
 基本的に、知らない人からいきなり馴れ馴れしく話しかけられても、気持ち悪いだけです。根っからのお笑い好きなもので、最初から冗談を交えるのは一向に構わないのですけど、やはりその根底に最低限の礼節が有るかないかは、人付き合いのスタートとして、とても大切なポイントだと考えています。

②自分語りがメインの人
 これは、他サイトにもいて、私も少しの期間絡まれた経験があるのですが、作品の感想を述べているようで、結局は自分のことを語りたいだけの人が時々います。残念なことに、noteでもチラホラと見かけます。
 一人で勝手につぶやいていればいいのに、と思いつつ、適当にあしらうか無視するか……親しくなることはないでしょう。

③自作の宣伝を絡めてくる人
 これも、他サイトにもnoteにも沢山いますね。コメントを書きつつも、いちいち「このネタで私も書きました」「似たような小説を書きました」といったことを付け足す人。特に、初めていただくコメントでそれをやられると、ただただ不快です。
 しかも、良かったら読んで下さい、とURLを貼ったり、酷い場合だと、「是非感想を聞かせて欲しい」とコメントを要求することさえあります。コメント欄を使って、感想を装いつつも「自作を読んで!」ってことがメインになっちゃっていると、ウンザリします。

④まだ親しくもないのに立ち入ったことを聞いてくる人
 大昔、私は他サイトで別のペンネームを使っていました。それが中性的な名前だったせいか、はじめましての方に「ところであなたは女性ですか?」と何度か聞かれました。あと、「同年代の方とお見受けしますが、いかがですか?」と聞かれたことも。それって、はじめましての方に対して、そんなに大切なことなのでしょうか?
 親しくもない人や知らない人にそんなことを聞かれても、「ご想像にお任せします」としか言えません。そもそも、取っ掛かりは「作品」を通しての話題に限定して欲しいです。
 もちろん、親しい人には世間話からプライベートに少し立ち入った話もするようになりますので、自然と分かってくるものです。結果、予想と違っていたこともあります。だからと言って、関係性が変わらない人だけが仲良くなれるのです。逆に言うと、最初からズケズケと聞いてるような人には、本質的に仲良くなれる要素がないってことですね。

⑤くだらない質問をしてくる人
 これは勘違いされるかもしれないデリケートな話なので、ここで取り上げようか迷ったのですが、④の立ち入った質問ではなく、作品に対する質問であっても、その内容によっては「この人無理!」と思うことが時々あります。その最たるものは、やはり解説を求めてくる人です。
 オープンエンドとか考えオチとかダブルミーニングとか、好きなように受け止めて欲しい終わり方や、分からないなら分からないでいいと思って「敢えてあやふやにしている」部分を、「どういう意味ですか?」と聞かれるとウンザリします。親しく交流している人なら、また違ってきますけどね。聞く方も答える方も、茶化しあったり突っ込んだり出来ますから。でも、親しくない人なら、本当に返答に困ります。
 基本的に質問は大歓迎なのですけど、そこ聞くか? ってところを聞いてくる人って、根本的に合わない人だと考えています。何故なら、トートロジーになりますが、「敢えてあやふやにしている」ことが全く伝わっていないからです。聞かれたくないことを聞く人、という意味では、やっぱり④に近いですね。
 ただ、そういう質問を喜ぶ人もいるんです。自分語りが好きな人とか、やたらと教えたがる人などがそうですね。水を得た魚のように、熱く語ってくださいますよ。

⑥教えたがる人
 賢者は学びたがり愚者は教えたがる、という言葉もありますが、何かと指南してくる人は「愚者」とまでは言いませんが、しんどいです。これもデリケートな話なので、書き辛いのですが……批判覚悟で書きます。
 求めていないのに突き付けられる指南は、ありがたいことではありますし、感謝すべきことも多いのですけど、しんどいのです。経験上、そういう人とは付き合っていても楽しくないですし、そういう人の大半は、やがて感想はそっちのけで、指南の為にコメントしてくるようになるのです。いや、そう思わせない為に、「感想のついでに」というスタンスは巧みに保ちつつ、明らかに指南目的のコメントでしょ? と思うものが多いのです。しんどいです。
 何か指南されると、もちろん好意や善意であることは分かっていますのでなかなかスルーし難いことですが、そもそもが私自身がそこまで求めていないし、時々読み返して気付いたら自分で直したいし、文章そのものも気まぐれで書き直したりしていますので、わざわざのご指南は迷惑に感じることもあるのです。
 と言いますのも、何かしら指摘されると、その部分を書き変えるのはいやらしいし、修正しないと下手したらプライド高い人と受け取られ兼ねないし、「ありがとうございます」としか返しようがなくて、窮屈でしんどいのです。あくまで、度を超したら、という話ですけどね。
 と言いつつ、私も某小説投稿サイトで、これに近い失敗をしてしまい、作者さまに不快な思いをさせてしまったことがあります。

⑦自作推しがすごい人
 ここまではコメントを受け取る場合の話でしたが、こちらから送ったコメントにいただいた「返信」でも、ちょっと無理……となることがあるので、一つだけ取り上げます。
 はじめての方に好意的にコメントをいただき、そのお礼ってわけではないけどどんな作品を書く方なのか興味を持ち、読みに行ったとします。そこで、面白い作品を見つけ、簡単にコメントを入れたとします。
 すると、私がその人の大ファンになったとでも思ったのか、怖いぐらいに食い付いてくることがあります。「この作品が好きな方には是非コレも読んで欲しい!」「実はこの作品はコレの続きなんです。こっちも読んでみてください」「また感想聞かせてください!」などなど。
 いえいえ、まだそこまであなたに興味ないし、推しが強いと引いちゃいますから。それ以上の交流は、全くしたいと思わなくなります。

⑧感想の内容を否定する人
 これは滅多にいませんが、「……と思いました」とコメントしたとします。その返信に、「そういう風に取られちゃいましたか。実はコレはこうこうこういう意味で……」と、自作の解説を始めてしまい、私の感想を蔑ろにされたこと、過去に一度だけあります。
 また、いただいたコメントに当たり障りのないように、肯定的に返信したところ、何故か否定されたことあります。「〜と思いました」「ホント、〜ですよね!」「私は〜と思ったのは最初の部分だけですので」といった感じです。あー、そーでございますか。

 本当は他にも色々ありますけど、それはまた、別の機会にでも。

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  • 随筆・エッセイ
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-01-17

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