そこへ

てかり、怯えているから、うまくできるよ、(だって、
ぼくたちのほとんどは、なにごともないように、殺してしまいたい、光、)ひかり、
逸脱していた、きみは、どんどん、果てしなくなっていった、春のようにあたたかく、それを、ひけらかして、やさしいふりが、とくいだった、とくいなことが、たくさんあった、つまり、きみは、
動物になれるよ、

ぼくだったことの、どれほどが、愛、
と、
いえるのだろう、
わかっているはずだった、肉体よりも、(はずだった、
のだ、)かがやいて、ほどく、精神のほうが、脆い、こと、きみは、すべてを、あたたかくしていく、いまにでも、動物に、
なれるよ、きみは、
愛みたい、

そこへ

そこへ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-01-13

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