ココロノ問題
まえがきって…なにを書くんでしょうか?(笑)
あらすじ的なのでいいんですかね…。
でも、あらすじとか苦手なので書きません。…大丈夫ですよね?笑
このお話の元になったやつは、僕が中学生の時に友達と書いていたリレー小説で完成することなく途中で終わってしまったんですが…。
なんかもう。
ほんと楽しかったのを覚えてます。
それから一人でも小説を作るようになって、こんな話がきっと素敵だ、こんな話がいいって考えるのがほんと楽しくって。でも、言葉が苦手だから、伝えるってことがうまくできなくって。よく友達や親とも喧嘩するんですよね。そういうつもりじゃなかったのにうまく伝えられなくて、相手が怒って。
僕もすぐ弁解して謝ればいいのに「もうなんなんだよっ」っていじけて余計な一言を付け加えて、さらに怒らせたりとかしたり…。
ほんと素直じゃなくて…。
あれ、いつの間にか昔話になってる(笑)
まああれですよ。
その時みたいに楽しんで作りたいなって話をしたかったんです。
何度もいいますが。
言葉は苦手でうまく伝えれません。
「これどういう意味だ…?」と皆様の頭を悩ませてしまうかもしれませんが、そこはどうぞ広いお心で。笑
ではでは。
長くなりましたが、がんばります。
1
バサリ。
人の身体には不釣り合いなはずのそれは。あまりにも美しく、瞬きするのを惜しいと思うほどで。こんなことってあり得ないのに、あり得ていいはずがないのに「ありかもしれない」なんて。
「…びっくり。この姿みても、驚かないんだね」
「驚いてるけど…なにより。綺麗、だから……。」
「きれい?」
きょとんとした顔をしたかと思えばクスクスと笑う。
「…なに?」
「普通はね、怯えるんだよ。この姿をみて。」
「どうして?そんなにも綺麗な翼を持っているのに」
「この身体に翼があることに違和感を覚えたでしょ?」
「そりゃあ、人間にはないものだし」
「黒い翼を持つ生き物はなにを想像する?」
「カラス」
またクスクスと笑いながら、「そーゆうのじゃなくて」って。こんな柔らかく笑う彼女にどうして恐怖を抱くのだろう。こんなにも優しい表情をしているというのに。
「君ら人間が想像上の生き物だとしてきたやつの中でいるでしょ。黒いやつが」
「…悪魔?」
「だいせーかい」
バサリ。
大きな音を立てて翼を動かすと、彼女は地に降り立った。まるで自分を包むかのように翼を丸めるとその黒の中で彼女は微笑んだ。
ココロノ問題