ウォーター

からだの水分に、ぼくが宿るなら、きみの血液だってぼくのものだ、星の十年後を知っている、吐くため、にんげんは、吐きだすために、死ぬ、灯をつけて消し、飽きないままで、と、ぼくは、氷を溶かす、
へたをとりわすれた苺や葡萄のなか、みたい、蟻がやってくる、ちらちら、きみは、ぼくを飲みほしたいとおもう? 手、肉質な手の、てざわり、知りたいということは、絶滅を予想すること、飢餓が、ぼくの体内で、繁殖している、
(ずいぶん、とおくから、やってきたようだね、)
傲慢なのだ

水分だけで、にんげんが測れる、星の十年後は、たった、という経過、ぼくの手術は、失敗する、
ちらちら、鼓動とおなじ、タイミングで、きみは血液を送りだしています、もう、ぼくは、
いらない?

ウォーター

ウォーター

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-06-13

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