【超短編小説】刺身

六井 象

 両親の話によると、私は幼い頃、刺身を見ると、「うるさーい!」と叫び、耳を塞いで泣き出していたそうだ。覚えているかい、と言われたが覚えていない。ただ、今私は、居酒屋などガヤガヤとうるさい場所に行くと、急に刺身を食べたくなることがたびたびある。

【超短編小説】刺身

【超短編小説】刺身

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-11-21

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted