【超短編小説】出せ 六井 象 カラオケボックスの隣の部屋から「出せぇぇぇぇ!出せぇぇぇぇ!」という叫び声がするので、気になって覗いてみると、全裸のおっさんが、にやにや笑いながら自分のへそにマイクを押し付けている。 【超短編小説】出せ