詩歌

詩歌

・二月逝く 翳る青空 一面の 豊かな畑に 祈りを捧ぐ
・ノーマスク いつもの春は ゆっくりと
・揃い咲く ソメイヨシノも 良いけれど 個性豊かな ヤマザクラかな

・新緑や 学び舎に差す 思索の陽
・地球にて コロナの災禍 節目なり 数多の命 想いし夏よ
・蛍とぶ 銀河の水は 甘いかな
・夏至祝う 昼の蒼さも 今日は雨
・白南風や ふるさと走る こころ旅
・原爆忌 傘さす歴史は くり返す

・天高し 病める身にても かの山を

・立冬や 幼き日々の 赤い月 虚構の渦に 隠れし君は
・霜月や 地球も逆立ち エルニーニョ
・手に蜜柑 冴える大気を ぽっかりと
・短日や 机に向かう 独り者 遠き時代を 思い返すか
・リセットする 冬至の日は 深呼吸
・お正月 サブスクを 書き出してみる
・元日の 水張り詰める 大地震
・夕暮れの 雲奔る空 春を待つ
・街灯り 制服の学生集う 過去問の束 春はまだ先

詩歌

詩歌

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-11-14

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted