空っぽなもの

何かが壊れてしまった
不安でたまらない
窮屈でたまらない
自分の体に収まりきれない力が爆発する
ただ叫ぶ
誰も止められない
どうしていいのか分からない
誰も教えてくれない
誰も助けてくれない
恐れないでほしいのに

空っぽな自分
そこに何を詰めればいいのか分からない
ただ叫んで
空っぽなものを埋める
けど、それは
すぐに消える
この声が分かるものか
この孤独が分かるものか
力だけが溢れる
空っぽなものは何一つ埋まらないのに

空っぽなもの

空っぽなもの

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-08-23

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