アクロバット

無才駄人

空を切る

弧を描く残像

一瞬の空間への暴力

風が舞い、気持ちが伝導する

速度激しく捻れる体

土は舞い、それを祝福する

一連のダンス、何度も続くよ

地につけば輝きを失い、地を離れれば再度輝く

永遠に続けば良いのに、重力は許さない

それに抗う魔法はなく、我々はひたすら重力と向き合うことになる

大地は時に心地よく、時に冷たく、時に熱い

ただの傍観者

空は見下し、海は包囲する

アクロバット、一瞬の抗い

自分だけの力、自分だけの気力

しかし、いつかは力尽きる

それでも日は眩しい

だが、一瞬の輝きの波動が誰かに届くことを信じて

アクロバット

アクロバット

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-08-07

Copyrighted
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