【超短編小説】数えている
六井 象
墓場で子どもたちが遊んでいる。みんなで墓石の前に集まって、何かを数えている。「いち、にぃ、さん……」やがてその中の一人が言う。「この家は五回!」「多いねー!」「ざんねーん!」子どもたちがどっと笑い出す。
【超短編小説】数えている
六井 象
墓場で子どもたちが遊んでいる。みんなで墓石の前に集まって、何かを数えている。「いち、にぃ、さん……」やがてその中の一人が言う。「この家は五回!」「多いねー!」「ざんねーん!」子どもたちがどっと笑い出す。
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