幽けき骨

あなたがひとでなくても、脊椎のまんなかから、わたしは這いでて、生命の脆さを、史上に加えたい、美しいままのわたしの生命は、これまで、あなたに、あたためられていたのだ、すこしは列なったり、失ったりしてゆく、海から産まれた万物だとして、すべてを愛せるものがあるとするなら、それは神か、もしくは、ひと。神聖的なものは、存在しない現象のまま、破壊される、触れることのできそうな、愛らしさが、海よりいでで、わたしたちの源になり、炎は美しいだけではいられなくなった、それでも、わたしたちの寿命を脅かすものは、ひとだ、あなたの存在した、そこには、ただ残骸があるだけだろ、緩やかないのちは、燃えてしまって、ひとつになれよ、わたしは、いつまでも、あなたの、骨

幽けき骨

幽けき骨

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-12-22

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