番外編

主人公の木村和也とその彼女熊澤絵里のちょっと幸せそうなお話し。
なんで書いたのかは、私もわかりません。

結構?リア充してます。ピンクです。甘いです。

苦手な方はブラウザバックでおねがいします。


少し早いクリスマスプレゼントを買いに俺木村和也は心弾んでいた。

「ごめーん!遅れた」
そういって駆け寄ってきたのは俺の彼女の熊澤絵里だった。

「いいよ、10分しか遅れてないから」
「うへー10分も?!寒かったでしょ…」
といい、サッと手をとる熊澤。
なぜそういうことがサッとできるのか俺は不思議で不思議でしょうがなかった。

「ねぇねぇ、どこ行くどこ行く」
今日はやけにテンションが高い

「え?映画見て俺んちくるんじゃなかったっけ?」
「やっぱりー?映画はやめな…」
「チケット代は?」

熊澤は飽き性だ。

「う゛ぅ…」
納得行かない様子の熊澤に

「とりあえず、クリスマスプレゼント買いに行きたいんだけどどこがいいの?」
と、切り出すと目をキラキラさせて

「うんとね!指輪はちょっと重いから、ネックレスがいいかなぁーあ!でもー財布とかもいいかなぁー」
なーんて、夢見心地だ。

「で、何がいいの?」
「和也!」
「だーめ、何度言ったらわかるんだよ…」
「だってーネックレスは無くしちゃうでしょ?」
「あ、なくす前提なんだ…」
ちょっとだけ悲しくなった。

「和也が決めたものならなんでもいいけどね」
と、満面の笑みを見せてくる熊澤の髪の毛をぐしゃぐしゃにしてやった。

そんなことをやってるうちに映画の時間が迫っていた。

「あ、時間じゃん…映画館行こ?」
と、手をとろうとしたら弾かれた。

よくあることなのだが、なぜに今?

「どうしたのたの?」
と、立ち止まっている熊澤に近づいてみる。

俯きざまに
「楽しい?」
と、言われた

俺は表に感情が出ないタイプらしいから、楽しくっても楽しそうに見えないらしい。

「楽しいよ?」
と、返す。

「ほんとに?」
と、帰ってくる。

「ほんと…」
と、言って手を握る。

そのまま映画館へ向かいたかったが、寄り道をする事にした
「うわー!」

そこは前に熊澤と来た時に入りたかったけど入らなかったお店だ。

「よく覚えてたね」
「まぁね…」

ふと、時計に目をすると映画が始まっていた。
(まぁいっか…)

なんて思いながら、熊澤と一緒にアクセサリーをみていた。

「今日はありがとうね」
なんて、言ってくれた。

「別に、楽しかったからいいよ」
なんて言ってみる。

さすがに映画代は痛かったけど…

「じゃ、きょうはもう帰る?」
「うん、ありがとね!!!」

そう言って、お互いに幸せを噛み締めながらその場所を後にした。


その後、熊澤は学校も部活も来なかった。


俺の目の前に現れたのはもっと後、意外なところで再開することになった。

番外編

最後まで読んでいただきありがとうございます。

最近寒くなりましたね…風引いてないですか?
冬ということで、タイムリーな話もいいかなぁ…なんて思いまして番外編を書きました。

番外編なのでいちゃいちゃして終わりです。
本編の方にもちらっと、このクリスマスプレゼントの話ができたらなぁーなんて思います。

では、本編の方も頑張っていくのでよろしくおねがいします。

番外編

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更新日
登録日
2012-12-05

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