不幸な妻の物語

私はこれからあまり世の中に例のない夫との関係を書こうと思います。
私が夫と結婚して、ありふれたそして月並みな幸せな結婚生活を送っているのであれば私はこの手記を書く必要はありません。
私はこれから夫との実に奇妙な夫婦生活を書くためにこの手記を書いたのです。
私は正直に夫とのおそらくこの世の中に例の無いであろう奇妙な夫婦生活を正直に書こうと思います。
それは読者の方に人間の異常心理に関して詳しい方がいて夫がとる奇妙な行動の心理を理解できる人を求めて私に教えて欲しいという、やむにやまれぬ思いからなのです。
どうか私を助けて下さい。
それでは私と夫の夫婦生活を書きます。
・・・・・・・・・・・
夫は一流大学を出て一流企業に就職しました。
数年は会社の戦力としてバリバリ働いていました。
しかし夫はある事業をやりたいと思っていて事業計画を念入りに立て会社を数年で退職して事業に専念しました。
夫は世の中を見る目があって商才もありました。
それで金融機関でも夫の事業計画を認めてくれて会社設立に必要なお金を融資してくれました。
夫の会社は経営が順調に進んで社員も増え年商もどんどん増え東証一部上場の企業となりました。
拡大再生産で事業規模はどんどん大きくなっていきました。
私は夫が社長秘書を募集していたので応募しました。
その時はもちろん結婚していません。
幸い若社長は私を秘書に採用してくれました。
私は淡々と秘書の仕事をこなしました。
社長も私に淡々と事務的に接するだけでした。
私は社長を男として好きになりました。
しかし社長が私に言う事は事務的なことだけで個人的なことは全く話しかけてきません。
私は社長が何を考えているのか全くわかりませんでした。
基本的には仕事の出来る有能な秘書を仕事のために採用するのですから社長と秘書の関係は雇用者と被雇用者との関係ですから秘書が秘書の仕事をしてその対価として給料を受けとるという関係であるのはわかります。
しかし社長は仕事のことを秘書に話しますが少しは個人的な会話もすると思います。
その方が人間関係も良好に行くと思います。
というかそれが普通だと思います。
私は社長が何を考えているのか全くわかりませんでした。
わからないと妄想が色々とふくらみます。
もしかすると社長は「女に興味が無い男」「関心は仕事だけの男」なのかもしれないとも考えました。
世の中にはそういう人もいますから。
しかしもしかすると初心で極度に恥ずかしがり屋で私に話しかけてこないのかもしれないとも考えました。
女に食事やデートに誘って女に断られたら繊細な感性の人なら大きなショックを受けてしまうこともあるでしょう。
それをおそれて私に話しかけてこないのかもしれないとも考えました。
またわざと私に対して淡泊に接することによって私をじらそうとしているのかもしれないとも考えました。
実際私はじらされて悶々としているのですから。
しかし社長が電話で他の人と話している態度を見るとそんな事を考える人のようにも思えません。
また女を見るとすぐにデレデレと話しかけてくるようなナンパな男はあまり魅力を感じません。
そういう点でも社長は魅力的なのです。
しかしもしかするとそういう事を先回りして考えて意図的にわざと私に話しかけてこないのかもしれないとも私は考えました。
しかし社長の態度を見ているとどうしてもそうとも思えません。
ともかく何を考えているのかわからない人に対しては興味が嫌でも起こってしまいます。
そのため私は日に日に社長に興味が募っていくようになりました。
そしてまた社長に対して好意を持つようになっていきました。
私はもし結婚を申し込まれたら快諾しようと思うほどになりました。
しかし社長は私に対しては事務的に接するだけです。
私は社長が私の事をどう思っているのかわかりませんでした。
(社長は私のことをどう思っているのかしら?)
日に日にそれを知りたい欲求が募っていきました。
・・・・・・・・・
しかし私が働きはじめて3カ月くらい経ったある日のことです。
社長は私に「どうだね。今日仕事が終わってから一緒に食事しないかね」と誘ってくれました。
私は淡泊な態度の社長がいきなり食事に誘ってくれたのでびっくりしました。
しかし断る理由もないですし私は社長が何を考えているのか知りたくて「はい」と二つ返事で答えました。
そして社長と食事をしました。
銀座の高級フランス料理店です。
私は自分で言うのは恐縮ですが学生時代から「きれい」とか「美人」とか言われ続けてきました。
大学時代は友達に無理矢理に勧められてミスコンに出場して優勝したこともあります。
なので社長は「女に興味が無いのかしら」とか「関心は事業だけの男」なのかなあと疑問の目で見ていました。
それがある日いきなり食事に誘われたので私は驚くと同時にワクワクしました。
私は社長におそるおそるですが色々なことを聞いてみましたが社長はブスッと黙って私の質問に答えてくれません。
では一体何のために私を食事に誘ったのでしょうか?
そんなことを思いながら私は社長と食事していました。
しかし社長は私の問いかけには答えず黙々と食事していたのに食事の途中で社長はいきなり、
「京子さん。私は仕事で来週一週間ハワイに行くんだがよかったら君も来ないかね?」
と言い出しました。
私は吃驚しました。
これが何を意味するのか私にはわかりませんでした。
私が困惑していると
「実はね。親しい友達とハワイへ行く予定をとっていたんだがね。友達が急に用事が出来て行けなくなってしまったんだ。JTBの一週間のパック旅行だ。それで二人分の旅行が一人いなくなってしまってどうしようかキャンセルしようかと迷っていたんだ。君が良ければその穴埋めとして君と行きたいと思っているんだけれどどうかね?」
と社長は言いました。
私はこんな大胆なことを落ち着いた様子で話す社長に驚きました。
しかし私は社長というつかみどころの無いよくわからない人間に興味があったので「はい。行きます」と答えました。
社長は「ありがとう。助かるよ」と言いました。
「ホテルはツインだけれどそれでもいいかね?」
と社長が聞きました。
「え、ええ。かまいません」
私は答えました。
ツインとなると同じ部屋に泊まることになります。
男と女が同じ部屋に泊まるのです。
一体どうなることやら。
しかしこんな大胆な事を社長は淡々とあたかも事務的な事のように話します。
なので私は、
「え、ええ。かまいません」
私は答えました。
私は社長という男が一体どういう性格なのかを知りたくて、その興味から平然と答えてしまいました。
もしホテルで社長が態度を変えて私に抱きついてきてもかまわないと私は思っていました。
私は生娘でもありませんし、それまでにも私は男と付き合ったことがありますから。
ただ私には社長が私に抱きついてくるようにはどうしても思えませんでした。
・・・・・・・・・
旅行の日が来ました。
飛行機では私は社長の隣に座りました。
社長はパソコンを開いて何やら仕事しています。
夜6時の出発でハワイまでには7時間かかりました。
午前1時にホノルル空港に着きました。
ホテルはワイキキビーチ沿いに並んでいる割と高級なホテルで、部屋からはワイキキビーチが見えました。
部屋に入ると私は社長と二人きりになりました。
「京子さん。僕は部屋を出てホテルのロビーにいるからお風呂に入って下さい」
と社長は言いました。
律儀でかたい性格の人なんだなと私は思いました。
私は風呂に入りました。
そして体を洗って湯船に浸かりました。
そして私は風呂から出ました。
私はガウンを着て携帯電話でロビーにいる社長に電話をかけました。
「もしもし。私は今風呂から出ました」
私は言いました。
「ああ。連絡ありがとう」
そう言って社長は部屋に入って来ました。
そして社長が風呂に入りました。
やがて社長も風呂から出てきました。
ツインの部屋なのでベッドが二つ別れています。
「今日はもう遅いから寝よう」
社長は一方のベッドに乗り私はもう一方のベッドに乗りました。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
そして社長は明かりを消しました。
私は布団の中でドキドキしていました。
社長は私のベッドの中に入ってくるだろうかそれとも入ってこないだろうかという緊張感で。
時間はゆっくりとしかしどんどん進んでいきます。
しかし社長は待っていても私のベッドにやって来る様子がありません。
社長のスースーという寝息が聞こえてきました。
これを聞いて私は「ああ。社長さんは私のベッドにはやって来ないな」と思いました。
しかし私にも眠気が襲ってきました。
・・・・・・・
翌日になりました。
私が目を覚ますと社長はすでに起きていました。
「やあ。おはよう」
「おはようございます」
「ABCストアーで朝食を買ってきたよ。食べよう」
と社長が言いました。
「あっ。社長さん。ありがとうございます」
私は礼を言って社長と一緒に朝食を食べました。
「京子さん。あなたのためにビキニを買ってきました。サイズが合うかどうか。試着してみて下さい」
社長が言いました。
「はい」
私は脱衣場で社長が買ってきてくれたビキニを着ました。
ピンクの露出度もほとほどの程度のフルバックの普通のビキニでした。
私がビキニを着て脱衣場からルームにもどると。
社長が、
「ああ。京子さん。似合っていますよ。美しい」
と言ってくれました。
社長が私を女として見てくれるのはこれが初めてのことで私はとても嬉しくなりました。
「せっかくハワイに来たんだからワイキキビーチに行きませんか?」
社長が言いました。
「はい」
こうして私と社長はワイキキビーチに出ました。
「Oh. Beautiful girl」
ワイキキビーチにたむろして居た男たちが私を見るなり言いました。
ワイキキビーチを歩いていると社長がそっと私の手を握りました。
「京子さん」
「はい」
「友人が用が出来て行けなくなったというのは実はウソです。私はビキニ姿のあなたとワイキキビーチを歩きたいためにあなたをハワイ旅行に誘ったんです」
社長が言いました。
「あ、ありがとうございます」
社長が本心を言ってくれたので私はとても嬉しくなりました。
「あなたほどの美しい人のビキニ姿をぜひ写真に撮りたかったのです」
そう言って社長はデジカメでパシャパシャとビキニ姿の私の写真を撮りました。
「京子さん」
社長は真顔になりました。
「はい」
「あ、あの。私と結婚して頂けないでしょうか?」
突然の告白でした。
「は、はい。喜んで」
私は顔が真っ赤にしながら答えました。
「実を言うとあなたを最初に見た時から私の心はときめいていました」
社長が言いました。
一旦告白した後では社長はもうためらいをなくしたような態度になりました。
「社長。私、最高に幸せです。社長がいつそれを言ってくれるか私も毎日心待ちにしていました」
私は言いました。
ワイキキビーチを端から端まで歩いて私たちはホテルに帰りました。
それから一週間私は社長とダイヤモンドヘッドに登ったりロングボードでサーフィンをしたり車で色々な所に行ったりと私を楽しませてくれました。
それでもホテルに帰ると夜寝る時は社長は私のベッドに入って来るということはありませんでした。
「きっと婚前交渉はすべきでない」という今時古風で律儀な信念を持っている人なのだわ。
と私は思いました。
一週間のハワイ旅行が終わって私たちは日本に帰ってきました。
結婚式はやらず籍を入れるだけで一週間のハワイ旅行がハネムーンという形になりました。
私は「社長」ではなく「あなた」と呼ぶようになりました。
社長は自分のパソコンを開いて私に見せてくれました。
そこには秘書の私の写真がたくさん乗ってありました。
「実は隠しカメラで君の写真を撮っていたんだ。君があまりにも美しくて魅力的だからね」
私は社長もやっぱり男で無理していたんだなとわかって微笑ましく思いました。
私は夫の勧めで秘書を辞めました。
そして夫の専業主婦となりました。
夫は会社では新しい秘書を採用しました。
夫は湘南台に大きな邸宅を買いました。
私は夫の勧めでそれまで住んでいたアパートを引き払って湘南台に移り住みました。
そして夫と暮らすようになりました。
夢にまで見た新婚生活が始まりました。
・・・・・・・・
しかし。
ああ。
しかし。
その新婚生活は私の予想していたものとはまるで違うものでした。
私はこれから夫との奇妙な新婚生活を書きます。
私が夫と結婚してありふれたそして月並みな幸せな結婚生活を送っているのであれば私はこの手記を書く必要はありません。
私はこれから夫との実に奇妙な夫婦生活を書くためにこの手記を書いたのです。
私は正直に夫とのおそらくこの世の中に例の無いであろう奇妙な夫婦生活を正直に書こうと思います。
それは読者の方に人間の異常心理に関して詳しい方がいて夫がとる奇妙な行動の心理を理解できる人を求めていて、それを私に教えて欲しいというやむにやまれぬ思いからなのです。
どうか私を助けて下さい。
それでは私と夫の夫婦生活を書きます。
・・・・・・・・
まず最初に驚いたことは。
夫は結婚して二人で暮らすようになっても寝室を私と夫とでわけて寝るのです。
私はこれに驚きました。
これは一体何のためでしょうか?
ハワイ旅行の時、夫は私を愛してくれていることを告白してくれました。
私も夫を愛していることを告白しました。
そして結婚してお互いの気持ちの本音を言い合って結ばれた仲です。
なぜ寝室をわける必要があるのでしょうか?
私にはその理由がさっぱりわかりません。
私は夫の家に越してきた初夜夫が私を抱いてくれるのを心待ちにしていました。
ドキドキしていました。
私は夫を喜ばせようとセクシーなランジェリーを買って透け透けのベビードールを着て寝室で夫を待っていました。
「ああ。私たちはいよいよ結ばれるんだわ」
私はドキドキしながら夫が寝室に来るのを待っていました。
しかし夫は寝室にやって来ません。
夜9時を過ぎ10時を過ぎ11時を過ぎても夫はやって来ません。
「どうしたのからしら?」
私のドキドキ感は冷めていき代わりに寝室にやって来ない夫に対する疑問が募ってきました。
私は夫の寝室に抜き足差し足でそっと行ってみました。
すると吃驚したことに夫は布団をかぶってスースー寝息をたてて寝ていたのです。
私は驚きました。
ハワイ旅行の時は結婚していませんでしたから夫は婚前交渉はしない方針の律儀な人格なのだろうと思って私はむしろ夫を尊敬していました。
しかし結婚した初夜には夫は妻を抱くはずです。
それは新婚の夫婦の100%がしていることのはずです。
私はもしかすると私が眠りに就いて寝ている間にそっとやって来て私を抱くことによって私を驚かそうと思っているのかもしれないと思いました。
それ以外に考えられません。
なので私は寝室に戻りました。
そして夫がやって来るのを待ちました。
しかしいくら待っても夫はやって来ません。
午前3時を過ぎました。
私はもう夫は初夜で私を抱いてくれないと確信しあきらめました。
張りつめていた緊張感が解けて私はいつの間にか眠りに就きました。
翌朝。
新婚2日目の朝です。
といっても私が目覚めたのは午前11時くらいです。
夫の呼びかけによって私は目を覚ましました。
「おーい。京子。いつまで寝ているんだ。起きなさい」
と夫が私に呼びかけたのです。
「朝食を食べよう」
夫が言いました。
私は服を着て食卓に行きました。
食卓には夫が作ったトーストとハムエッグの朝食が用意されていました。
私は食卓につきました。
そして「いただきます」と言って夫と朝食を食べました。
私は昨夜、夫が私を抱いてくれなかった理由について聞きたかったのですが夫の明るい顔を見ていると問い質す気にはなれませんでした。
きっと何か複雑な理由があるんだろうと思いました。
夫に面と向かって「どうして昨夜私を抱いてくれなかったの?」と結婚当初から問い詰めて夫婦間の感情を険悪なものにしたくなかったからです。
食事が終わると夫はスーツを着て玄関に行き、
「じゃあ。出かけてくるよ」
と言いました。
「いってらっしゃい」
と私はニコッと笑って手を振りました。
このように夫を送り出す時は普通の新婚夫婦と同じなのです。
私は家を掃除して買い物をしてと普通の新妻としての生活を始めました。
夕方になると夫が帰ってきました。
「ただいま」
「おかえりなさい。あなた」
そうして二人で食事をします。
今日は私を抱いてくれるだろうかと期待していましたが夫は私を抱いてくれませんでした。
私はガッカリしましまた。
3日目の夜も4日目の夜も夫は私を抱いてくれませんでした。
5日目の朝私は夫におそるおそる聞いてみました。
「あ、あなた。どうして一緒に寝てくれないの?どうして私を抱いてくれないの?普通男と女が結婚したら一緒に寝るでしょ?」
私は涙ぐみながら聞きました。
「ああ。すまない。君には悪いと思っている。ちょっと理由があるんだ。すまないが寝室は別々にしてもらえないか?」
夫が言いました。
「理由って何なの?」
私は涙ぐみながら聞きました。
「ちょっとそれは言えない。君にはすまないと思っている。ただ君を愛していることは神にかけて誓うよ」
夫が言いました。
「・・・・わかったわ。問い詰めちゃってごめんなさい。寝室は別々で構いません」
と私は言いました。
夫には何か特別な理由があるんだろうと私はわからないまま納得することにしました。
しかし私には夫が何を考えているのかさっぱりわかりません。
さらに驚いたことは食事です。
私は料理は得意でした。
子供の頃から台所で料理する母親を見るのが私は好きでした。
そしてだんだん私も料理を作ってみたくなって母親に教えてもらいながら料理を作るようになりました。
なので私はたいていの料理は作れます。
夫が仕事が終わって帰ってくるのが私の楽しみでした。
私は腕に寄りをかけて夕食を作りました。
夫は黙っていますが食べてくれました。
出来ることなら「美味しいよ」と言って欲しかったのですがなぜか夫は黙って食事します。
それでも私の作った料理を二人で一緒に食べられるだけで私は幸せでした。
しかし。
ああ。
しかしです。
結婚して1週間ほど過ぎたある日の夕食の時です。
その日は土曜日でした。
私が食事を作って食卓に食事を並べました。
「あなた。ご飯よ」
と私は夫を呼びました。
夫は食卓にやって来ました。
すると夫は私の両手をつかんで背中に回し手首を重ね合わせて縄で後ろ手に縛ったのです。
「あ、あなた。一体何をするの?」
私が聞いても夫は答えてくれません。
夫は後ろ手に縛った縄尻を和室の柱に縛りつけました。
そして食事の私の分を皿に入れて盆に載せ私の前に持ってきて並べました。
「さあ。京子。アーンと口を開けて」
夫が言うので私はわけのわからないままアーンと口を開けました。
夫は私の口の中に食事を少量入れました。
「さあ。しっかり噛んで。そして飲み込んで」
夫が言いました。
なので私は噛んで飲み込みました。
夫は私が食べるのを実に嬉しそうな顔で見ています。
飲み込むのを見ると夫は続けて私の口に食事を持ってきました。
「はい。京子。アーンと口を開けて」
夫が言うので私は口を開けました。
夫は私の口の中にまた食事を少量入れました。
そして私は噛んで飲み込みました。
夫は実に嬉しそうな顔です。
こうして私は後ろ手に縛られて身動きの出来ないまま夫に食事を食べさせられました。
夫は私が作ったデザートの杏仁豆腐まで全部私に食べさせました。
私が食べ終わると夫は食卓にもどって夕食の自分の分を食べました。
夫が食事を食べ終わると私の後ろ手の縄を解いてくれました。
「あ、あなた。何でこんなことをするの?」
私は聞きました。
すると夫は「すまない。すまない」と言って誤魔化し笑いをするのです。
一体これは何なんでしょう?
私は私の作った食事を夫と一緒にするのが数少ない私の楽しみなのです。
私は夫が何を考えているのかさっぱりわかりません。
その日から夫は毎日ではありませんが時々私を後ろ手に縛って私に食べさせるということをするようになったのです。
まるで押し入り強盗が人質に食事させる時のようです。
あるいは私を人形のように夫はあつかうのです。
私は夫と楽しく会話しながら食事を楽しみたいと思っていたのにその楽しみも危うくなりました。
一体何のためにこんな事をするのでしょう?
私にはまるでわかりません。
ともかくその日以来土曜日の夕食は夫が私を後ろ手に縛って食べさせる事になってしまいました。
私は夫にもう何でこんな事をするのか問い詰める気にはなれませんでした。
夫婦なのに寝室も別々ですしその理由は全くわかりません。
なのでこの異常な食事も夫に聞いてもまずその理由を答えてくれないだろうと私は確信していましたから。
私は土曜日がこわくなりました。
・・・・・・・・
私は夕食を作ります。
その間に主人は風呂に入ります。
夫は長風呂で私は出来たての食事を食卓に並べてホカホカのご飯鍋から湯気が出ているみそ汁の前に正座してうつむいています。
これからの食事の事を思うと耐えられないほどさみしくなるのです。
というのは主人は風呂から出てくると正座している私の手を背中に回して手首を縛るからです。
そして私の分のご飯とみそ汁をよそい箸で食事を私の口に少しづつ入れるのです。
私がモグモグ噛んで飲み込むのを確認するとすぐにまた箸で私の口の中に入れるのです。
まるで人質に食事を食べさせるようです。
私は主人に食事をよそってあげて楽しく会話しながら一緒に食べたいのに。
せめて主人と楽しく話しながら食べられるのならまだいいのですがそれは出来ません。
主人は私が話しかけたり笑顔を作ったりすると怒るのです。
私がさびしそうな顔をすると主人は喜ぶのです。
食事の間は全くの無言です。
私は何も話せませんし主人も何も話しません。
そして食事が終わると主人は冷めかけた料理をダイニングテーブルに持って行き一人で食べるのです。
この時私はじっと座っていなくてはなりません。振り返って主人を見たり主人の所に行ったりすると主人は怒るのです。
そして主人が食べ終わるとやっと私の縛めを解いてくれるのです。
私が食器洗いにかかるのと主人は書斎に入ってしまうのです。
・・・・・・・・
ある日の夜寝室を覗いた時のことです。
そっと覗きました。主人がいる時です。
一体何をしているのかと思って。
あれを初めて見た時の驚きは忘れません。
主人は私のパンティーを鼻に当てて一心に貪り嗅ぎながら、
「ああ。愛してるよ。京子」
と叫んでいたのです。
「ああー。いくー」
と言って主人はおちんちんをしごきながらオナニーしていたのです。
私はびっくりしました。
そんなに私を愛してくれているのならどうして私を抱きしめてくれないのか私は主人の精神構造が全くわかりません。
・・・・・・・
私と主人は別の部屋に寝ます。
一緒に寝ることを主人が許してくれないからです。
結婚当初私が一人で寝入っていた時のことです。
足の辺りに何かがうごめいている感触で私は起こされました。
吃驚して私の体がビクッと震えました。
私が起きたことを気づいたためでしょう。
私が寝ている間に主人が私の体をまさぐっていたのです。
私が起きたことを主人は気づいたのでしょう。
主人は逃げるように去って行きました。
・・・・・・・・・・・・
休日。
それは私にとって耐えられないほどつらい日です。
休日が近づいてくると私はこわくなってきます。
なぜなら主人が色々な方法で私を困らせるからです。
・・・・・・・・・・
休日の昼、主人は私を大きな和室に連れて行きます。
そして私を後ろ手に縛りその縄尻を天井の梁に引っ掛けて私を吊るすのです。
服はブラウスとスカートを着たままです。
「あなた。お願い。許して」
私がそう頼んでも夫は決して許してくれません。
これから何が起こるかと思うと死にたいほどこわくなります。
主人がそれを始めるようになったのは私達夫婦がこの土地に越してきてから三ヵ月ほど経ってからです。
私はこの土地に越してきて買い物は近くの商店街でしていました。
八百屋。魚屋。肉屋。果実店。米屋。豆腐屋が近くにあるのです。
私は車を運転できませんから買い物はそこの商店街でしていました。
初めの頃は店の主人たちは、
「いやー。奥さん。きれいだなー」
「奥さんのような絶世の美人が買い物に来てくれるので生活にハリがでますよ」
「奥さんのような美人を見れるなんて幸せです」
「奥さんは私の女神さまです」
などと言ってくれました。
私も少し恥ずかしく照れくさくはありましたが私も嬉しかったのは言うまでもありません。
「きれい」と言われたり「女神さま」などと言われて嬉しくならない女はいないでしょう。
だから商店街での買い物も私にとっても楽しみでした。
私はちょっと、というよりかなり得意になっていました。
時には、
「奥さんのビキニ姿見てみたいなー」
とか、
「奥さんは悩まし過ぎる。私は毎晩奥さんの色気に悩まされています」
などとふざけて言う時もありました。
そんな時私は「ふふふ。ごめんなさい」と優越感を持って返事しました。
美人に生まれついた女の優越感とでも申しましょうか。
その快感に浸っていました。
半年くらいは私は買い物に行く度にその幸せな心地よさを感じていました。
私も商店街の主人たちと仲良くなりました。
しかしです。
半年くらい経ったある日のことです。
主人は私を六畳の和室へ連れて行きました。
そして私を後ろ手に縛りその縄尻を天井の梁に引っ掛けて私を吊るしたのです。
服はブラウスとスカートを着たままです。
私は立ったままモジモジしていました。
「あなた。一体何をするの?」
と聞いても答えてくれません。
主人は携帯電話を取り出して誰かと話しだしました。
複数の人のようです。
一体誰と何を話しているのか私は不安に駆られました。
私は縄尻を梁にかけられているので座ることが出来ずたったままです。
しばしの時間が経ちました。
ドヤドヤと家に人がやって来ました。
その人達を見て私は吃驚しました。
なぜなら彼らはいつも買い物をしている八百屋。魚屋。肉屋。果実店。米屋。豆腐屋など私を崇拝している商店の主人たちだったからです。
夫は、
「さあ。さっきも電話で言ったが私の妻をあなた達に貸すからオモチャにして何でも好きなことをしてくれ」
と言いました。
私は吃驚しました。
「そうですか。御主人。それはどうも有難うございます」
と言って店主たちは私を取り囲むように座りました。
いつもは私が彼らの崇拝の対象なのにそれが今では自由の利かない身を彼らに晒しているのです。
私は彼らの刺すような目がこわくなって脚をピッチリ閉じ合わせました。
「いやあ。奥さん。実にきれいですなー」
一人が言いました。
「奥さんの清楚な姿をこうしてまじまじと見ることが出来るとは思ってもいませんでした」
別の一人が言いました。
服を着ているとはいえ自由の利かない身を取り囲まれてまじまじと見られるのはこの上なくこわいものです。
まるで私は彼らに捕まえられたような感覚になりました。
彼らはしばし私の体の隅々まで見ているようでした。
しばしして。
「では。御主人が何をしてもいいと言ったのでお言葉に甘えて・・・」
そう言って彼らは私に近づいてきました。
そして彼らは私の太腿を触ったり尻を撫でたり髪を撫でたり胸を触ったりと私の体を弄びだしました。
「あっ。嫌っ。やめて」
と私は思わず叫びました。
しかし彼らは聞く耳を持ちません。
「いや。奥さん。御主人が何をしてもいいと言ったのですから・・・触らせてもらいますよ」
「いやー。私は奥さんの美しい体を一度触ってみたいと思っていたんです。夢にまで憧れていました。夢かなったりですな」
「私もだ」
「私もだ」
そう言って彼らは私の体を思うさま触りまくりました。
「ああー。きれいな脚だー」
と言って私の太腿を抱きしめて頬ずりしたり私の尻をスカートの上から撫でたり私の胸をブラウスの上から触ったりしました。
私は後ろ手に縛られた縄尻を天井の梁に吊るされているのでどうすることも出来ません。
私は服を着た状態で彼らに弄ばれました。
「ではそろそろ服を脱がしましょう」
一人が言い出しました。
「そうですな」
「賛成」
そう言って彼らはブラウスのボタンを外していきました。
「や、やめてー」
私は叫びましたが彼らは聞いてくれません。
そしてブラウスを脱がせました。
彼らは私からブラウスを抜きとりました。
ブラウスの下は白いブラジャーです。
白いブラジャーが露わになりました。
そして彼らは私の履いているスカートも降ろしていき足から抜きとりました。
私はブラジャーとパンティーだけというみじめな姿です。
私は恥ずかしくて消え入りたい気持ちでした。
「み、見ないで」
私は思わず言いました。
「いやー。奥さんの下着姿とっても美しいですな」
「ビキニ姿と同じだ」
「抜群のプロポーションだ」
「奥さんが買い物に来る時、私はいつも今日は奥さんはどんなパンティーを履いているのだろうかと気になって仕方がなかったんです。まさに夢かなったりですな」
「大きな二つのおっぱいがブラジャーにはちきれんばかりに収まっていて悩ましいですなー」
「大きなお尻もピッチリとパンティーに収まっていますなー」
「パンティーの前はモッコリ膨らんでいてとてもセクシーですな」
店主たちは口々に下着姿の私を品評しました。
私は恥ずかしくて太腿をピッチリ閉じました。
しばし店主たちは私の下着姿を心ゆくまで鑑賞していました。
「も、もう我慢できん」
「わしもじゃ」
「わしもじゃ」
そう言って店主たちはブラジャーとパンティーだけの下着姿の私に近づいて私の体を触り始めました。
さっきは服の上からでしたが今は下着だけの体です。
太腿も腹もすべて露出されています。
胸と腰にブラジャーとパンティーという極めて小さく薄い布が女の性器を隠す目的のためだけに貼りついているだけであってそれはもう裸と同じです。
店主たちは裸同然の私の体を触り出しました。
店主たちは私の太腿にしがみついて頬ずりしたり、私の乳房を覆っている薄いブラジャーの上から私の胸を触ったりしました。
「ああ。温かい。柔らかい。おなごの肌は何て心地いい感触じゃ」
そう言いながら店主たちは私の柔肌を心地ゆくまで触りまくりました。
そしてパンティーの上から女の恥肉の盛り上がりをつまんだり、パンティーの縁から中に手を入れたり胸にピッタリ貼りついているブラジャーの上から私の乳房を揉んだり、ブラジャーの上から乳首をコリコリさせたりしました。
店主たちの執拗な愛撫に私は、
「ああー。やめてー」
と叫びました。
しかし店主たちの愛撫の心地よさに私は感じていました。
私の乳首は興奮のため尖り出し私のパンティーは快感のため分泌された愛液が染み出していました。
「おお。京子さんは感じているぞ。乳首も尖っているし愛液も染み出してきたぞ」
店主が言いました。
店主は愛液が染み出している私のパンティーの恥肉の盛り上がりの部分に鼻先をつけてクンクンとそこの部分の匂いを嗅ぎました。
「ああ。素晴らしいいい匂いじゃ。若い女子の匂いじゃ」
そう店主は感嘆しました。
「ほう。どれどれ。わしにもぜひ嗅がせてくれ」
店主たちはそう言って一人ずつ順番に私のパンティーの染みの部分に鼻先を当てて匂いを嗅ぎました。
「ああ。女子の匂いじゃ。癒されるわ」
全員嗅いだ後店主たちは心地よげに言いました。
私は恥ずかしくて消えて無くなりたい思いでした。
「じゃあ下着姿もたっぷり見たことだし今度はいよいよ京子さんの全裸姿を見せてもらおうか」
「おう。そうじゃ。そうじゃ」
「賛成」
と言い出しました。
私は真っ青になりました。
「やめてー」
私は叫びました。
しかし私は後ろ手に縛られて吊るされているので抵抗することが出来ません。
一人が私に近づいてきて私のブラジャーのホックを外しました。
ブラジャーが外れて私の二つの乳房がプルンと弾け出ました。
「おおっ。すごい」
皆私の視線が私の乳房に集まりました。
男は次は腰を屈めて私のパンティーの縁をつかみました。
そしてゆっくりとパンティーを下げていき、ついに私の足からパンティーを抜きとりました。
私は夫に命じられて風呂に入った時はアソコの毛を剃っています。
なので裸にされると子供のようにアソコの割れ目が丸見えになってしまいます。
私はパンティーもブラジャーも剥ぎとられて覆う物何一つない全裸になりました。
「おおっ。すごい。ムッチリとした大きな尻じゃ」
「ムッチリ閉じ合わさってすごくセクシーじゃな」
女は乳房と性器と尻の三カ所はどうしても隠さなくてはなりません。
しかし私は後ろ手に縛られているので三カ所とも隠すことが出来ません。
その中でも一番恥ずかしい所は言うまでもなくアソコです。
私は太腿をピッチリ閉じ合わせました。
しかし、ああ悲しいことに私のアソコの割れ目は見えてしまうのです。
というのは夫が私に風呂に入った時には恥毛を全部剃るように命じているからです。
なので私のアソコは子供のように無毛です。
なので太腿をピッチリ閉じ合わせてもアソコの割れ目が見えてしまうのです。
「おおっ。京子さんのアソコの割れ目がクッキリと見えるぞ」
「アソコの毛を剃っているからな」
「しかしどうしてアソコの毛を剃っているんじゃろ?」
「それはわしらにアソコの割れ目を見せるためじゃろ」
などと言います。
「み、見ないで。お願いです。見ないで下さい」
私は腰をモジつかせながら訴えました。
しかし彼らは私の哀願など聞いてくれません。
彼らの視線が私の体の隅々までなめるように這っているかと思うと私は消え入りたいと思うほどでした。
私からブラジャーとパンティーを抜きとった男はパンティーのクロッチ部分に鼻を当てて匂いを嗅いでいました。
恥ずかしいことに私はさっき、さんざん彼らに弄ばれた時私は興奮してしまいパンティーには私の愛液がベットリとくっついていました。
彼は私の愛液がベットリとくっついているパンティーを鼻に当て、
「ああ。いい匂いじゃ」
と酩酊しています。
それを見ていた他の男たちは、
「わしにも嗅がせてくれ」
「わしにも嗅がせてくれ」
と要求しました。
それで私を取り囲んでいる男たちは順番に私のパンティーを回していきました。
私のパンティーを受け取った男はすぐに私の愛液がベットリとくっついているパンティーを鼻に当て、
「ああ。いい匂いじゃ」
と酩酊して言います。
彼らは私の裸の立ち姿を涎を流しながら食い入るように見ていましたがとうとう一人が
「ああー。もう見るだけでは我慢できん」
と言って私の所に駆け寄ってきて私を背後から抱きしめました。
すると、
「わしもじゃ」
「わしもじゃ」
と言って店主たちは一斉に私の所に詰め寄ってきました。
そしてある者が私の背後から私の乳房を揉んだり乳首をコリコリさせ出しました。
二人の男が私の右脚と左脚をつかんで太腿にさかんに頬ずりし出しました。
ある者は私のアソコに顔をつけんばかりに私の正面にドッカと座りました。
私は夫に命じられて風呂に入った時はアソコの毛を剃っています。
なので裸にされると子供のようにアソコの割れ目が丸見えになってしまいます。
ある者は私の尻に頬ずりしました。
彼は何とか私の尻の割れ目を広げようとし出しました。
「やめてー」
私は叫びましたが彼らは聞いてくれません。
私はお尻の肉に力を入れて何とかお尻の割れ目を開かれないようお尻の割れ目を閉じていました。
アソコも見られないよう私は太腿をピッチリ閉じていました。
「アソコをもっと見たいな」
私の前に座っている男が言いました。
「尻の穴も見てみたいな」
私の尻を愛撫していた男が言いました。
私の右脚を愛撫していた男と私の左脚を愛撫していた男が顔を見合わせてニヤリと笑いました。
二人は私の足首をそれぞれつかみました。
そして「そーれ」と掛け声をかけて左右に思い切り引っ張りだしました。
私は「やめてー」と叫んで必死で足を広げられないよう抵抗しました。
しかし、か弱い女の力では力のある男二人に足首をつかんで引っ張られてはとても太刀打ちできるものではありません。
ピッチリ閉じていた私の足は大きく左右に引っ張られてしまいました。
もう尻の穴もアソコも股間の全てが丸見えです。
「ああー。やめてー」
私は叫びましたがどうする術もありません。
「おおっ。アソコの割れ目がハッキリと見えたぞ」
そう言って私の前に胡坐をかいていた男は言いました。
「尻の穴もポッカリ丸見えだ。キュッと窄まっているが・・・それがかえって可愛いが・・・」
私の尻を愛撫していた男が言いました。
そして彼は指先で私の開かれた尻の割れ目をスーとなぞりました。
尻の割れ目など人に触られたことがないのでその刺激に私は発狂しそうでした。
「ああー。やめてー」
私は叫びました。
しかし男はやめません。
それどころか男は何度も私の開かれた尻の割れ目をスーとなぞりそして窄まった尻の穴を広げようとしました。
「ひいー」
私は悲鳴をあげました。
私の背後から私の乳房を揉んでいた男は私の乳房や乳首の愛撫を執拗に続けています。
彼は私の乳首をコリコリさせています。
私の乳首が尖りだしました。
「おお。京子さんは感じているぞ」
男はことさら大げさに勝ち誇ったように言いました。
口惜しいことですがこうまで何人もの男によってたかって性感帯を刺激されれば口では嫌と言いながらも女は感じてしまいます。
女のかなしい性です。
私の前で胡坐をかいて私の性器を見ていた男も、
「おおっ。京子さんのアソコの割れ目がハッキリと丸見えになったぞ。閉じられているが愛液がドロドロ出ているぞ」
と言いました。
彼は私のアソコを思うさま触りそしてアソコの割れ目に指を入れてきました。
「や、やめて。お願い」
私はそう言いながらも彼の愛撫に感じてしまい私のアソコからは粘っこい愛液がドロドロと出てきました。
「おお。京子さんのアソコから愛液がどんどん出てきたぞ」
そう言って彼は私のアソコに顔を近づけて舌を出して私のまんこをベロベロと舐めました。
彼は私の分泌した愛液を全部舐めゴクリと飲み込みました。
「ああ。京子さんのアソコを舐めてしまった。その上愛液まで飲んでしまった」
と感慨深そうに言いました。
彼は私が感じていることを知ってさかんに私のアソコに指を入れて私の膣を刺激しました。
彼は私のGスポットをさかんに刺激しました。
「わしにも京子さんのアソコを舐めさせてくれ」
そう言って彼らは代わる代わる私の前に座り私のアソコを舐めて私の愛液を飲み込みました。
私は乳首をコリコリされ尻の割れ目を指でなぞられGスポットを刺激され私はもうどうとでもしてという捨て鉢な気持ちになっていました。
そして全裸を見られ弄ばれていることもそれに抵抗するどころかむしろその快感をもっと貪りたい気持ちに変わっていました。
「も、もう。どうとでも好きなようにして」
私は捨て鉢になってそう言ってしまいました。
「おう。とうとう京子さんがわしらの愛撫を受け入れる気になったぞ」
「じゃあもっと愛撫を激しくしろ」
と彼らは言いました。
私は感じてしまいだんだんハアハアと息が荒くなっていきました。
それは彼らも同じでした。
彼らもだんだんとハアハアと息が荒くなり出しました。
「も、もう。我慢できん」
そう言って彼らはズボンのベルトを緩めズボンを脱ぎそしてパンツも脱ぎました。
彼らのおちんちんは全員ビンビンに勃起していました。
彼らは片手で自分の勃起したおちんちんをしごきながら片手で私の乳首や尻の穴やアソコを刺激しだしました。
今までよりいっそう激しく。
私はオルガズムの予兆を感じました。
「ああー。いっちゃいそう」
私は見えも外聞も忘れて言いました。
「わしらも出そうじゃ」
「京子さん。一緒にいこう」
彼らはハアハアと息を荒くしながらおちんちんをしごく度合いを速めると同時に私に対する責めの度合いも速めました。
「ああー。いくー」
私は叫びました。
「ああー。出るー」
彼らも叫びました。
彼らは一斉に射精しました。
溜まっていた精液が放物線を描いて大量に放出されました。
それと同時に私もオルガズムのエクスタシーに達しました。
「ああー。いくー」
私は叫びました。
私は全身をガクガクさせていましたが、だんだんとオルガズムの興奮がおさまってまきした。
私はガックリと脱力して項垂れました。
男たちも精液を出し切ると
「はあ。気持ちよかった」
と言って私の体から手を放しました。
「京子さん。今まで立ちっぱなしでつらかったじゃろ」
そう言って一人が私を天井の梁に吊っていた後ろ手の縄の縄尻を解いてくれました。
私は後ろ手の縄の縄尻が解けてガックリと畳の上に倒れ伏しました。
オルガズムの後の虚無感から私は何をする気力も出ませんでした。
ただただ丸裸で後ろ手に縛られたまま畳の上に突っ伏していました。
店主たちも精液を出し切ってもうこれ以上私に触ろうとはしませんでした。
彼らはティッシュペーパーで射精した精液を拭き取りました。
そしてパンツを履いてズボンも履きました。
「京子さん。今日はどうも有難う」
「今日は最高にいい一日じゃった」
そう言って彼らは去って行きました。
・・・・・・・・
日が暮れてきました。
しかし私は今日の疲れから何をする気力も出ず、また後ろ手に縛られているので服をきることも出来ずグッタリと畳の上に寝ていました。
しばしして。
夫がやって来ました。
「京子。つらかっただろう。ゴメンな」
そう言って夫は蒸しタオルで私の汗だくの体をふいてくれました。
そして私の足にパンティーをくぐらせて引き上げパンティーを履かせ、そしてブラジャーもつけてくれました。
そして後ろ手の縄を解いてくれました。
しかし手が自由になっても私は何もする気がしませんでした。
夫は私にスカートを履かせブラウスを着せてくれました。
これで私は元の姿に戻りました。
「京子。つらかっただろう。ゴメンな」
そう言って夫は私を抱きしめてくれました。
私は「うわーん」と泣き出しました。
あんなひどい事をしておいてその後に夫は優しく私を抱きしめてくれるのです。
「あなた。どうしてあんなひどい事をするの?」
と私が聞くと夫は、
「それはお前を愛しているからさ」
と言うのです。
夫の口調にはウソは感じられません。
私は夫の精神構造が全く理解できませんでした。
しかし夫が私を愛してくれていることは夫の優しい口調や態度からウソを言っているとは全く思えません。
私はわけがわからなくなりました。
「あなた。もう私。恥ずかしくて商店街に買い物には行けないわ」
と私が言うと夫は、
「ごめんな。本当にごめんな」
と謝ります。
謝るくらいならどうしてあんな事を夫はするのでしょう?
私にはまったくわかりません。
私は今後二度とあの商店街には行くまいと心の中で誓いました。
そしてその夜は寝ました。
夫と別の部屋で。
以前にも言いましたが結婚してから私は夫と一緒に寝ることを夫が許してくれないのです。
その日の夜中のことです。
私はなかなか寝つけなかったので夫の寝室にそっと行ってみました。
私はそーと夫の寝室の戸を開けてみました。
私は驚きました。
なぜなら夫が今日私が商店街の店主たちに弄ばれた動画を観ながらオナニーしていたからです。
夫は「ああ。京子。愛している」と言いながらおちんちんをしごいていました。
そしてビデオを観ながらだんだんハアハアと興奮していきとうとう、
「ああー。出るー」
と言って射精しました。
私は夫に気づかれないよう急いでその場を離れました。
私は自分の部屋に戻ってベッドに潜り込みました。
そして考えました。
一体これはどういう事でしょう?
私にはさっぱり理解できません。
私を愛してくれているのならなぜ私を抱いてくれないのでしょうか?
翌日になりました。
「じゃあ京子。行ってくる」
と言って主人は家を出て会社に向かいました。
「いってらっしゃい。あなた」
と私は月並みな挨拶で主人を見送りました。
私は昨日の恥ずかしい事からとても一番近くの商店街には行く気にはなれませんでした。
なので私はバスに乗って少し離れた所にあるスーパーで買い物をしました。
・・・・・・・・
そんなことで2週間ほどが経ちました。
ある日の夕方のことです。
主人が夕食を食べながら言いました。
「京子。お前この頃バスで遠くのスーパーに行って買い物をしているんだな」
と主人が言いました。
「え、ええ」
私は答えました。
「どうして知っているのですか?」
私が主人に聞きました。
「そりゃー。仕事の帰りがけに商店街に立ち寄ったらこの頃奥さんが買い物に来ないのですが何か体の具合でも悪いのですか?と聞かれたからだ」
と夫は言いました。
「商店街の店主たちはお前のことを気にしていたぞ。あそこの商店街は産地直送だから美味いんだ。これから買い物をする時はあの商店街でしろ」
と主人は言いました。
「え、ええ」
私は仕方なく頷きました。
翌日。
「じゃあ京子。行ってくる。今日はちゃんと商店街で買い物するんだぞ」
と念を押して主人は家を出て会社に向かいました。
「は、はい。いってらっしゃい。あなた」
と私は月並みな挨拶で主人を見送りました。
私は家の掃除をして昼ご飯を食べました。
私は商店街にはどうしても行きたくありませんでした。
しかし夫の命令にはさからえません。
私は大きな買い物籠を持って家を出ました。
商店街が見えてきました。
私は足がガクガク震え出しました。
商店街の店主たちが集まって何か話しているのが見えました。
私はやっぱりどうしてもあの人たちに会うのがこわくて足が竦んでしまいました。
するとボソボソと何か集まって話していた商店街の店主たちが私に気づきました。
一人が気づくと皆が私の方を見ました。
ニヤニヤ笑っています。
「ここに住んでいる以上あの商店街を避けて生きていくことは出来ない」
ということは事実なのです。
私はおそるおそる彼らの所に行きました。
「やあ。奥さん。お久しぶり」
と一人がニヤニヤ笑いながら挨拶してきました。
彼らはわっと私を取り囲みました。
「ふふふ。あいかわらず綺麗ですなー」
「ブラウスの下にブラジャーの肩紐が透けて見えますよ」
などと言います。
私は薄いブラウスは着たくなかったのですが今は夏真っ盛りです。
厚手の服など着れません。
私は薄いブラウスと短いスカートという薄着です。
夫が私に膝上のタイトスカートを履くように命じるので私は恥ずかしいのですが仕方なく履いているのです。
「ふふふ。奥さん。タイトスカートがお尻にピッチリ貼りついてパンティーラインが見えますよ。とてもセクシーですよ」
「今日はどんなパンティーを履いているんだろうな?」
などと言います。
「あ、あの。私。買い物に来たんです」
と私が言うと店主たちは
「まあ。いいじゃないですか。奥さん。もう奥さんとは他人じゃないんですから」
「奥さんのパンティーの中まで見て奥さんのアソコを舐めた仲じゃないですか」
などとニヤニヤ笑って言います。
「どうです。よかったら家に上がってお茶でも飲んでいきませんか?」
と店主たちは言います。
「い、いえ。私は買い物に来たのです。どうか品物を売って下さい」
と半泣きになって訴えました。
「そうですか。それは残念ですな。ではお売りしましょう。何を買いに来られたんですか?」
などと言います。
客が買い物に来たのにそれを(残念だな)などと言う店主がこの世にいるでしょうか?
ともかく私は店に入って必要な食材をとって、
「これを下さい」
と言いました。すると店主たちは、
「毎度毎度。ありがとうございます」
と丁寧に言いました。
私が商品の代金を払おうと財布からお札を出すと店主たちは、
「いやあ。奥さん。お金なんていりませんよ」
と言います。
私は仕方なくお金を払わずに必要な食材を買って家にもどってきました。
そして夕食の支度をしました。
やがて主人が帰ってきました。
「ただいま」
「おかえりなさい。あなた」
主人は風呂に入った後私と夕食の食卓につきました。
「あなた。今日商店街に行きました。店主たちは私になれなれしい態度で私をいやらしい目つきで見ていやらしい言葉をかけてきました。私は恥ずかしくて仕方がありませんでした」
と私は言いました。
「そうか。それは気の毒だったな」
夫が言いました。
「私もうあの商店街には行きません」
私はキッパリと言いました。
「じゃあそれでもいいよ」
と夫は言いました。
私はそれからはもうあの商店街に買い物に行くことをやめました。
バスに乗って少し遠いスーパーで買い物をするようになりました。
・・・・・・・
2週間ほど経ったある日の事です。
「今週の土曜日たくさんのお客が来て宴会をするから豪華な料理を作ってくれ」
と主人が言いました。
「はい。わかりました」
と私は言いました。
・・・・・・・・
土曜日になりました。
私は手に寄りをかけて豪華な料理をつくりました。
昼頃になりました。
ドヤドヤと人がやって来ました。
今日の宴会の人達だろうと思いました。
私は「いらっしやいませ」と言って料理を持って客間に行きました。
私はびっくりしました。
あやうく持っていた料理を落としてしまいそうになるところでした。
なぜなら客人たちは商店街の店主たちだったからです。
私は頭が混乱しました。
私は客とは夫の会社の関係者だろうと思っていたからです。
商店街の店主たちはニヤニヤ笑って
「やあ。奥さん。お久しぶり」
「あいかわらずお綺麗ですな」
などといやらしい目つきで私を見ます。
私は彼らにはもう会いたくないと思っていたのですが宴会の客人として来た以上仕方ありません。
誰であろうと客はもてなさなければなりません。
私は彼らに手に寄りをかけてつくった料理を配りました。
「いやー。奥さんの料理は素晴らしいな」
と彼らは言います。
私は当然彼らに酒も出しました。
彼らは「旨い。旨い」と言いながら料理を食べました。
「奥さん。お酌をしてくれませんか?」
彼らが言いました。
客人をもてなすためには断るわけにはいきません。
私は商店街の主人たちの持っている盃に酌をして彼らの持っている盃に酒を注いで回りました。
「いやあ。奥さん。どうもありがとう」
そう言って彼らは美味そうに酒を飲みました。
「奥さん。もう一杯お願いします」
商店街の主人たちが言う度に私は彼らに「どうぞ」と言って酌をして回りました。
私は客人をもてなす接待ですからそっけない態度はとれません。
笑顔で彼らに「どうぞ」ともてなしました。
彼らは料理を食べ終わって酒を飲んで心地よい顔つきで私を見ています。
「いやあ。奥さんの料理は天下一品だ」
「奥さんのような奇麗な人にもてなされながら食べるとなおさら美味い」
などと言います。
「奥さん。もう一杯注いで下さい」
一人が言いました。
私は彼の盃に酒を注ごうとしました。
すると彼は私の手をガッシリとつかみました。
「な、何をするんですか?」
私は焦りました。
しかし彼は手を放しません。
「いいじゃないですか。奥さん。私たちは奥さんとは他人の関係ではないんですから」
「奥さん。恋しい奥さんが店に来てくれないものだから奥さんの柔肌が恋しくてもう我慢が出来ないんです」
「わしもじゃ」
そう言って店主たちはわっと私に襲いかかりました。
彼らは私の手足をガッシリつかんで私の服を脱がしにかかりました。
「や、やめて下さい」
そう言っても彼らは聞く耳を持ちません。
「奥さんに何をしてもいいと御主人も許可してくれているんですよ」
一人が言いました。
「や、やめて下さい」
私は必死に抵抗しました。
しかし4人の男に手足を押さえつけられているのでか弱い女の力ではかなうわけがありません。
商店街の店主たちはハアハアと息を荒くしながら手足をつかまれている私に襲いかかりました。
私は薄いブラウスにスカートを履いています。
男たちは私のスカートをペロリとめくりました。
私の履いていた白いパンティーが顕わになりました。
「おお。京子さんのパンティーじゃ」
「何日ぶりに見ることだろう」
「わしは京子さんのこのセクシーなパンティーが前回見た時から目に焼きついてしまって毎日オナニーしていたんじゃ」
「わしもじゃ」
「わしは前回の一回だけでもう永遠に見れんのではないかと心配で夜も眠れなかったんじゃ。それをまた拝めるなんて。夢かなったりじゃ。もうわしは死んでもいいくらいじゃ。」
そう言って彼らは私の白いパンティーをゴクリと生唾を飲み込みながらまじまじと見つめました。
そしてパンティーの上から私の恥肉を触ったりつまんだりして、
「おお。柔らかくて最高の感触じゃ」
と満足そうに言いました。
そして私の恥肉をおさめているパンティーの盛り上がりの部分に鼻先をつけてクンクンと鼻をヒクつかせ、
「ああ。いい匂いじゃ」
と陶酔したように言います。
「よし。じゃあブラウスも脱がそう」
そう言って店主たちは私のブラウスのボタンを外していきました。
そして私からブラウスを抜き取ってしまいました。
そしてスカートも私から外してしまいました。
私は白いブラジャーと白いパンティーだけという姿にされてしまいました。
そして彼らは私の両腕を背中に回し手首を重ね合わせて後ろ手に縛りました。
こうされるともう手の自由がなくなって抵抗できなくなります。
「ああ。この前と同じ素晴らしい下着姿じゃ」
「たわわに実った二つの大きな果実がピッチリと袋におさまっているようじゃの」
男たちの視線が私の胸に集まっていると思うと私は恥ずかしくなりました。
普段は飢えた野良犬たちに見せつけるようにしている自慢の胸ですがこうして見世物にされてしまうと屈辱感しか起こりません。
彼らはしばし私の下着姿を心ゆくまで鑑賞していました。
「それじゃあそろそろ奥さんの乳房を見せてもらおう」
そう言って一人が私のブラジャーのフロントホックを外しました。
そしてブラジャーを私の胸から外して抜きとってしまいました。
「ふふふ。丸いふっくらしたお椀のような小高い山の上に円筒形の乳首が恥ずかしそうに立っているな」
「平均的な女よりかなり大きいじゃろ」
「乳首が大きな女は淫乱なんじゃよ」
「コリコリさせればもっと大きくなるじゃろ」
商店街の店主たちは勝手なことを言いあっています。
「じゃあ実際にコリコリさせてもっと大きくしよう」
一人の男が私の背後に回って私の胸に触れました。
そして私の胸を念入りに揉んで時々乳首をつかんでコリコリさせました。
「あっ。いやっ。やめて」
私は髪を振り乱して抵抗しましたが手を背中で後ろ手に縛られているので抵抗しようがありません。
男の愛撫は巧みで執拗でした。
私は男に乳首を弄ばれて意に反してだんだん興奮していきました。
ハアハアと私は息が荒くなりました。
「おお。京子さんの乳首が大きくなったぞ」
「感じているんじゃろ」
商店街の店主たちは勝ち誇ったように言いました。
「じゃあパンティーも抜きとって丸裸にしよう」
そう言って男たちは「いいやっ。やめて」と叫ぶ私からパンティーを抜きとってしまいました。
後ろ手に縛られているので抵抗しようがありません。
これで私は覆う物何一つない丸裸にされてしまいました。
私は夫に命じられて風呂に入った時はアソコの毛を剃っています。
なので裸にされると子供のようにアソコの割れ目が丸見えになってしまいます。
私は腿をピッチリ閉じ合わせてこの屈辱に必死に耐えました。
それでも悪魔どもは私の股を開こうとします。
私は何とか性器だけは商店街の店主たちに触られないようにと腿をピッチリと閉じていました。
彼らは私の両足首をつかんで股を開こうとしました。
私は何としてでも最後の牙城は守ろうと腿に力を入れて腿をピッチリ閉じていました。
必死の抵抗は強く彼らはなかなか私の股間を開くことが出来ませんでした。
「困ったな」
「おい。いい方法があるぞ」
一人が言いました。
「どんな方法だ?」
聞かれて男は私に聞こえないように聞いた男に耳打ちしました。
「なるほどな。それはいい手だ」
男は納得してニヤリと笑いました。
私はどんなことがあろうと股間の開帳だけはさせまいと思っていました。
すると男は縄を持ってきて私の右足の足首をつかんで私の足首を縄で縛りました。
そしてその縄を天井の梁にひっかけました。
二人の男がその縄をつかんで「そーれ」と掛け声をかけて縄をグイグイと引っ張りました。
このように足首を縄で縛られて、しかも男二人がかりで引っ張られてしまってはとてもその力にはかないません。
「ああー。何てことをするの。やめてー」
私は叫びました。
しかし彼らは聞く耳をもちません。
私の哀願などせせら笑って縄をグイグイと引っ張っていきました。
足が引っ張られるのにつれて私はコロンと畳の上に倒れました。
私の足首に縛られた縄はどんどん天井へ向かって引っ張られていきました。
そしてついに足が一直線にピンと伸びてしまいました。
彼らはしてやったりといった様子で縄尻を部屋の中にある取っ手にカッチリと結びつけました
私の股間は大きく開かれてもう隠しようがありません。
性器がさらけ出され尻の割れ目もパックリと開かれて尻の穴も丸見えになってしまいました。
「うわー。奥さんのアソコだ。なつかしい」
「わしゃー奥さんのアソコを見れるのは前回の時だけだと思っていたんじゃ。あまりにも刺激的すぎてわしは毎日奥さんのアソコを思い出してオナニーしていたんじゃ。こうしてまた奥さんのアソコを見れるなんて夢のようじゃ」
「奥さんのアソコは美しいのー。どんなに股間を広げても大陰唇がピッタリと閉じ合わさって中身は見えんからの。大陰唇が広がってしまって小陰唇や膣前庭が見えてしまう性器は醜いが奥さんの割れ目はほんに閉まりがいいわ」
「尻の穴も窄まって可愛いわ」
「いや。そう局所だけを見てはいかん。(美)は全体として鑑賞すべきものなんじゃよ。奥さんの美しい顔、長いきれいな黒髪、華奢な肩や腕くびれたウェスト、そこから急に大きくなっている尻の肉、それに続くしなやかな太腿それらの全体が(美)なんじゃよ」
「いや局所の美というものは確かにある。乳房や尻や恥部じゃ。そこへ目が行くのは仕方がない。しかし局所の美はあくまで肉体全体との関係でこそ美しいんじゃよ」
「この、この世離れした美しさをとくと見て脳裏に焼きつけておこう」
などと悪魔たちは勝手なことを言います。
商店街の店主たちは丸裸で後ろ手に縛られて片足を吊られて畳の上に寝ている私の裸をまざまざと見つめます。
彼らの視線が私の乳首に集まっていると思うと私の乳首は勃起してしまいました。
彼らの視線が私の尻の穴に集まっていると思うと私の尻の穴は恥ずかしさのためキュッと窄みます。
彼らの視線が私のアソコに集まっていると思うとアソコが熱くなってきます。
その度に彼らは
「おお。京子さんの乳首が勃起し出したぞ」
とか、
「おお。京子さんの尻の穴がヒクヒク窄まっているぞ」
とか、
「おお。京子さんのアソコから愛液が出始めたぞ」
とか、
「わしらに見られて興奮しとるんじゃろ」
などと感動したように言います。
裸の体を見られることも恥ずかしいことですが心を見られることも恥ずかしいものです。
「よし。見ているだけではなくもっと気持ち良くさせてやろう」
と言って彼らは私に近づいて私の体を触り出しました。
私の吊るされていない左足を一人がつかんで、
「おお。見事に形のいい足じゃ」
と言って私の足指を一本一本ペロペロと舐めます。
一人は私の乳房に触れてきました。
「おお。ふくよかな形のいい乳房じゃ」
と言って私の乳房を揉んだり乳首をコリコリさせたりします。
私は寄ってたかって多くの男に弄ばれていると思うとそして性感帯を刺激されるとこれは女のかなしい性なのですが感じてきてしまうのです。
私はハアハアと喘ぎ出しました。
私の乳首は勃起し始めました。
アソコからは粘稠な愛液が出始めました。
すると彼らは感動したように
「おお。京子さんのアソコから愛液が出始めたぞ」
「京子さんは今興奮しているんじゃよ」
「京子さんをもっと気持ちよくさせてやろう」
そう言って悪魔たちは私の体に対する玩弄を一層激しくしていきました。
ある者が私のお尻の割れ目をスーとなぞりました。
「ひいー」
私はやりきれない感触に悲鳴をあげました。
「ふふ。京子さんは尻の割れ目が性感帯なんじゃな」
と言います。
そんなことは誰だって当然のことです。
触られたことのない尻の割れ目を触れられれば誰にだって激しい刺激が起こります。
私を愛撫していた彼らもだんだん興奮してきました。
「京子さんを愛撫しているうちに興奮してきてしまったぞな」
「わしもじゃ。わしのチンポはビンビンに勃起している」
「もう我慢できん」
そう言って彼らはズボンを脱ぎパンツを脱ぎました。
彼らのおちんちんは天狗の鼻のように激しく勃起してそそり立っていました。
彼らは片手で自分のおちんちんをしごきながら私のアソコに顔を近づけて、
「ああ。京子さんのアソコを舐められるなんて何て幸せなことじゃ」
と言いながら私のアソコをベロベロ舐めました。
そして舌で愛液を舐めて掬いとりました。
そして私の尻の割れ目や尻の穴も舐めました。
彼らは私の大陰唇に舌を入れてなめました。
それを一人ずつ順番にやっていきました。
いくら愛液を舐められても愛液はあとからあとから分泌されてきます。
順番を待っている人は私の乳首をコリコリさせたり私の尻の穴を舐めたり私の足の指をハアハアと興奮しながら舐めたりしています。
ついに私はオルガズムの予兆を感じ取りました。
「ああー。いくー」
私は叫びました。
彼らも、
「ああー。出るー」
と言って溜まりに溜まっていた精液を射精しました。
彼らの亀頭から出た精液は勢いよく放物線を描きました。
男たちは精液を出し切ると、
「はあ。気持ちよかった」
と言って私の体から手を放しました。
「京子さん。今まで片足を吊られっぱなしでつらかったじゃろ」
そう言って一人が私を天井の梁に吊っていた縄を解いてくれました。
私の右足の吊りが解けました。
しかし私は後ろ手に縛られています。
私はオルガズムの後の虚無感から何をする気力も出ませんでした。
ただただ丸裸で後ろ手に縛られたまま畳の上に突っ伏していました。
店主たちも精液を出し切ってもうこれ以上私に触ろうとはしませんでした。
彼らはティッシュペーパーで射精した精液を拭き取りました。
そしてパンツを履いてズボンも履きました。
「京子さん。今日はどうも有難う」
「今日は最高にいい一日じゃった」
そう言って彼らは去って行きました。
・・・・・・・・・・・
日が暮れてきました。
しかし私は今日の疲れから何をする気力も出ずまた後ろ手に縛られているので服をきることも出来ずグッタリと畳の上に寝ていました。
しばしして。
夫がやって来ました。
「京子。つらかっただろう。ゴメンな」
そう言って夫は蒸しタオルで私の汗だくの体をふいてくれました。
そして私の足にパンティーをくぐらせて引き上げパンティーを履かせブラジャーもつけてくれました。
そして後ろ手の縄を解いてくれました。
しかし手が自由になっても私は何もする気がしませんでした。
夫は私にスカートを履かせブラウスを着せてくれました。
これで私は元の姿に戻りました。
「京子。つらかっただろう。ゴメンな」
そう言って私を優しく抱きしめてくれました。
私は「うわーん」と泣き出しました。
あんなひどい事をしておいて夫は優しく私を抱きしめてくれるのです。
「あなた。どうしてあんなひどい事をするの?」
と私が聞くと夫は、
「それはお前を愛しているからさ」
と言うのです。
夫の口調にはウソは感じられません。
私は夫の精神構造が全く理解できません。
しかし夫が私を愛してくれていることは夫の優しい口調や態度からウソとは全く思えません。
私はわけがわからなくなりました。
「あなた。もうこんなことはやめて」
私は訴えるように言いました。
すると夫は以外にも、
「わかった。わかった。もうこんなことはしないよ」
と言いました。
「本当ね。本当ね?」
と私は食いつくように聞きました。
「ああ。しないよ」
と夫は言いました。
その日の夜中のことです。
私はなかなか寝つけなかったので夫の寝室にそっと行ってみました。
私はそーと夫の寝室の戸を開けてみました。
すると夫は前回の時と同じように今日私が商店街の店主たちに嬲られた動画を見ながら、
「ああ。京子。愛している」と言いながらおちんちんをしごいていました。
私は夫の精神構造が全く理解できませんでした。
愛してくれているのならどうして私を抱いてくれないのでしょうか?
どうして同じベッドで寝ないで別々の部屋で寝るのでしょうか?
私には全く理解できません。
・・・・・・・・
その日から私は商店街で買い物をするのをやめました。
商店街に買い物に行けば店主たちにセクハラめいたことを言われるのは明らかです。
私にはそれが耐えられませんでした。
「あなた。私。もうあの商店街には行きません」
と私が言うと夫は、
「うん。いいよ」
と言ってくれました。
それで少し遠くでもバスに乗って隣町に行って買い物をするようになりました。
商店街に買い物に行けば店主たちにセクハラめいたことを言われるのは明らかです。
私にはそれが耐えられませんでした。
私はもうあの商店街の悪魔の店主たちの顔を見るのも嫌でした。
・・・・・・・
2週間ほど経ったある日曜日のことです。
その日は夫と二人で昼近くにトーストとゆで卵と紅茶の軽い朝食をしました。
庭で小鳥のさえずりが聞こえます。
夫もくつろいでいます。
「ああ。これが幸せな夫婦生活なんだわ」
と私はささやかな幸福を感じていました。
しかし食事をした後なぜか眠気が襲ってきました。
昨日は十分に寝ているのに変だなと思いました。
「眠いなら寝た方がいい」
と夫は言いました。
夫は私を和室に連れて行きました。
私は和室で横になりました。
眠気がだんだん強くなってきて私の意識はだんだん薄れていきました。
・・・・・・
何時間経ったことでしょう。
ガヤガヤと人の話し声で私は覚醒しました。
私は発狂しそうなほど驚きました。
なぜなら私は丸裸にされて仰向けに寝かされていたからです。
商店街の店主たちが私を取り囲むように座っています。
「ほら。見てごらん。奥さんの体だよ」
一人がそう言ってが私の首を持ち上げ手鏡で私の体を見せました。
私は吃驚しました。
なぜなら私の裸の体の上にはマグロの刺身がいっぱい並べられていたからです。
特に二つの乳房の上には乳首を中心として乳房を飾りつけるように放射状に隙なく並べられています。
マグロの刺身によるビキニの様にも見えます。
それはいやらしいと同時に敷きつめられたマグロが私の乳房を隠す役割りも一見するとしているように見えます。
あそこも▽状にびっしりとマグロが隙なく並べられています。
そのため恥ずかしい秘部の割れ目は見えません。
あたかも並べられたマグロがブラジャーとパンティーの役割をしているようにも見えます。
これは噂に聞く女体盛りです。
「いやー。やめてー」
私は叫びました。
私は縛られてはいなく手は体にピッタリとくっついています。
マグロは私の太腿や腕の上にも並べられています。
「奥さん。動いちゃいけないよ。こんなきれいで見事な女体盛りは芸術なんだから」
と一人が言いました。
確かに私は縛られていないので動こうと思えば動くことが出来ました。
しかし私は動くことが出来ませんでした。
逃げようとしても多勢に無勢です。
すぐに商店街の店主たちに取り押さえられてしまうのはわかりきっています。
その上私は何事でも丁寧に作られた物を壊すのが嫌いです。
私はもう彼らに玩弄されることを覚悟しました。
横を見ると部屋の隅に私の着ていたブラウスやスカートやブラジャーやパンティーが無造作に散らかっています。
私が寝ている間に商店街の店主たちが脱がせたのでしょう。
寝ている私を商店街の店主たちがニヤニヤ笑いながら脱がせていく様子を想像するとたまらなく恥ずかしくなります。
「では京子さんの女体盛りを初めましょう」
一人が言いました。
彼らは私の窪んだへそに醤油を注ぎました。
そして私の体に乗っているマグロを箸でつまんではへそに溜まっている醤油をつけては食べ出しました。
「いやー。旨い。旨い」
「京子さんの体液がしみ込んでいてこの上なく美味い」
などと悪魔たちは勝手なことを言います。
私の体の横には大量のマグロが乗った大皿が置かれています。
彼らは私の乳房の上に乗っているマグロを一枚とると一人がサッとその隙を埋めるように大皿に乗っているマグロをそこに補充するように乗せます。
なので彼らがマグロをとって食べても女体盛りは崩れることなく完成した状態のままです。
彼らは時々私の乳首を
「おお。可愛い。これも食べてしまいたいわ」
と言って箸でクイクイッっとつまみます。
そして彼らは私の股間に▽状に並んでいるマグロも箸でつまんで食べました。
私は夫に命じられて風呂に入った時はアソコの毛を剃っています。
なのでアソコはツルツルです。
しかし股間のマグロはへその醤油はつけません。
彼らは股間のマグロをとると私の閉じられたアソコになすりつけて食べます。
「ああ。京子さんの女の味のついたマグロは最高の美味じゃ」
と彼らは言います。
私は黙って女体盛りにされるのを耐えるしかありませんでした。
しかし彼らに弄ばれているうちにだんだん私も興奮してきました。
乳首を悪戯っぽく箸でつままれるうちに私の乳首は勃起してきました。
アソコからは愛液が出始めました。
彼らはことさら大発見したかのように、
「おお。京子さんの乳首が尖ってきたぞ」
とか、
「おお。京子さんのアソコから愛液が出始めたぞ」
とか、
「京子さんは女体盛りをされて興奮しているんじゃ」
などと言います。
彼らはマグロをとっては愛液の出ている私のアソコにマグロをさかんになすりつけては食べます
「おお。京子さんの愛液の味つけのマグロは最高の美味じゃ」
と彼らはいいます。
口惜しいことですが私は興奮してしまい愛液は尽きることなくどんどん出続けてしまいました。
私の横に置いてあった補充用のマグロの大皿の刺身を彼らは全部私の体の上に載せて食べました。
その後は私の体の上に乗っているマグロを食べていきました。
もう補充用のマグロは無いので私の乳房やアソコが露出していきました。
そしてとうとう彼らは私の体の上に乗っているマグロを全部食べてしまいました。
そのため私は全裸になりました。
女体盛りにされたのは屈辱ですがマグロは私の恥ずかしい所を隠す役割もはたしていました。
しかしマグロを全部食べられて私は丸裸です。
私はもう乳房やアソコの割れ目を隠そうとする意欲もありませんでした。
もうすべて見られてしまったのですから。
私は仰向けに寝たまま黙っていました。
商店街の店主たちは、
「あー。美味かった」
「京子さんの女体盛りは最高じゃった」
などと言って立ち上がってゾロゾロと帰って行きました。
・・・・・・・・・
私が虚無感で黙っていると夫がやってきました。
夫は暖かい濡れタオルで私の体をふいてくれました。
私はわっと泣き出して夫にしがみつきました。
「あなた。ひどいわ」
私は夫に訴えるように言いました。
「ごめん。ごめん」
夫は謝りましたが軽い悪戯をした子供が謝るような感じです。
夫が私に出した紅茶には睡眠薬が入っていたのでしょう。
もう私は夫に出された飲み物はこれからは安易に飲まないようにしようと思いました。
・・・・・・・・・・
私はこの町に越してきてから近くにある××高校と関わるようになりました。
××高校の野球部は甲子園出場の常連校で私は街に出る時グラウンドで元気に練習している野球部の部員たちを見るのが好きでした。
「ああ。彼らは純粋で青春真っただ中なんだわ」
と私は思いました。
私はよく練習している彼らに「がんばってね」と応援することもありました。
すると彼らは私に目を向けて手を振ったりニコッと笑うことがよくありました。
なかには「応援。ありがとうございます。がんばります」と返事してくれることもありました。
私は何としてでも彼らに甲子園に出て優勝して欲しいと思いました。
それで時々おにぎりをたくさん作っておいて朝、練習前の彼らに届けるようになりました。
初めはちょっと恥ずかしくて躊躇していましたがある時勇気を出して、
「あ、あの。いつも応援しています。頑張ってね。おにぎりを作ってきましたのでよろしかったら食べて下さい」
と私は野球部のキャプテンにおずおずとためらい勝ちに言いました。
するとキャプテンは、
「ああ。山本さんの奥さんですね。そんなに気を使って下さって本当にどうも有難うございます。喜んで頂かせてもらいます。感謝感激です」
と言いました。
そして練習している野球部員たちに向かって、
「おーい。山本さんの奥さんが僕たちのためにおにぎりを作ってくれたぞー。集まれー」
と大きな声で呼びました。
練習していた野球部員たちは練習を一時やめてわらわらと駆け寄って来ました。
彼らは、
「美味い。美味い」
と言いながら私の作ったおにぎりを食べました。
街を歩いていて××高校の野球部員に会うと、
「やあ。京子さん。こんにちは」
と彼らは笑顔で挨拶します。
もちろん私も、
「こんにちは」
と挨拶を返します。
実に高校生は純粋で清々しいと思いました。
・・・・・・・・・・
そうこうしているうちに夏の甲子園大会の地区予選が始まりました。
私は必ず試合を見に行って応援しました。
××高校は甲子園の常連校なので順調に勝ち進んでいきました。
特にエースの菅野くんは最速160km/hのストレートを投げることが出来てコントロールも抜群で相手校は菅野くんに手も足も出ませんでした。
もっともサッカーではなく野球ですから足は出しませんが。
××高校は攻撃でも向かう所敵なしの強力打線で全員が打率は5割を越していました。
地区予選を××高校は楽勝で勝ち進みました。
そしていよいよ地区予選の決勝戦にまで勝ち進みました。
明日は地区予選の決勝戦です。
相手校はこれも県内で屈強の強豪校で相手校のエースの松井君も160km/hのストレートを投げられプロ野球の全ての球団が注目しているほどで打線も全員打率5割を越していました。
毎年××高校と○○高校は決勝で甲子園の出場を争っていました。
竜虎相譲らずで××高校が勝つこともあれば決勝戦で惜しくも敗退して○○高校が甲子園に出場することもありました。
決勝戦の前の日のことです。
「××高校の野球部員たちは緊張している。決勝戦の前日にはお前が彼らを家に招いて焼き肉を御馳走して彼らにスタミナをつけてやれ」
と私は夫に言われていました。
私は一も二も無く、
「わかったわ」
と引き受けました。
なので決勝戦の前日私は上等のステーキを焼いて野球部員たちが来るのを待っていました。
昼過ぎ頃ドヤドヤと××高校の野球部員たちが家にやって来ました。
「こんにちはー。京子さん」
「いつも応援ありがとうございます」
と礼儀正しく挨拶して家に上がってきました。
「ようこそ。いらっしゃい。今日は上等の肉をうんと買っておきましたからうんと食べてスタミナをつけて下さい」
私は笑顔でそう言いました。
「それはそれはどうもありがとうございます」
そう言って××高校の野球部員たちは家に入ってきました。
私は買っておいた肉を焼きました。
そしてご飯とサラダとコーンスープを一緒に彼らに出しました。
「うわー。美味しそー」
野球部員たちは焼き肉を見るとゴクリと唾を飲み込んで言いました。
全員にステーキご飯を配り終えると私は、
「さあ。どうぞ。召し上がれ」
と言いました。
「いただきまーす」
野球部員たちは元気はつらつとした口調で言って、
「美味い。美味い」
と言いながらステーキを食べました。
「おかわりはいくらでもあるわ。うんと食べてスタミナをつけて。そして明日の決勝戦では絶対勝ってね」
と私は微笑みました。
「ありがとうございます。京子さん」
と言って彼らはステーキご飯を食べました。
全員食べ終わると、
「はー。食った。食った」
「京子さん。どうもありがとう」
と言って腹をポンポンとたたきました。
私は彼らの純粋さが何より好きでした。
私が彼らの前に正座して、
「いえ。どういたしまして」
とニコッと微笑んだ時です。
野球部員たちがわっと私に襲いかかったのです。
私は吃驚しました。
「な、何をするの?」
「京子さん。いつも応援ありがとうございます。京子さんの応援に僕たちはすごく力づけられていました。しかし同時に京子さんがあまりにも美しくてセクシーなプロポーションで悩ましいので僕たちは毎日京子さんのことを想ってオナニーしていました。京子さんのことを想うと興奮してしまってその興奮が止まらないのです。部員全員そうです。明日は強豪校との決勝戦です。なので僕たちは今全員すごく緊張して興奮しています。幸いご主人が京子さんに何をしてもいいと許可してくれました。なので高まってしまった僕たちの性欲を発散させて下さい。もう我慢の限界なのです」
そう言って野球部員たちは私に襲いかかりました。
「や、やめてー」
私は抵抗しました。
しかし毎日ハードな練習をしている体力のある高校生たちです。
私の力ではかなうわけがありません。
私はあれよあれよという間に服を脱がされてしまいました。
ブラウスを脱がされスカートを脱がされブラジャーとパンティーも脱がされてあっという間に丸裸にされてしまいました。
私は夫に命じられて風呂に入った時はアソコの毛を剃っています。
なので裸にされると子供のようにアソコの割れ目が丸見えになってしまいます。
彼らはハアハアと息を荒くしながらズボンを降ろしパンツを脱ぎました。
彼ら高校生は性欲真っ盛りな時期です。
いくら射精しても萎えるということがありません。
精子は放出した直後からまたすぐに作られるのです。
みなおちんちんは天狗の鼻のようにそそり立っていました。
彼らは私の胸を揉んだりアソコに顔をくっつけたりして片手で自分のそそり立ったおちんちんをしごき出しました。
そして、
「ああー。出るー」
と叫んで彼らは私の体を弄りながら射精しました。
一度射精した後でも彼らは休みをとるということがなくすぐに私に襲いかかり私の体を思うさま弄んで、
「ああー。出るー」
と叫んで何度も射精しました。
一人が三回くらい射精したでしょうか。
彼らの性欲はようやくおさまったようで、
「ああ。京子さん。どうもありがとうございました。これで溜まりに溜まっていた性欲が発散されて欲求不満が解消されました。明日は落ち着いて試合に望めます」
と言ってみなパンツを履いてズボンを履きました。
そして、
「京子さん。どうもありがとうございました」
と言って野球部員たちは帰っていきました。
私はうわーんと泣きました。
結局彼らが家に来た目的はステーキではなく私に対する性欲の発散だったのです。
そんなことをさせるために彼らを家に呼んだ夫も夫ならそんなことを平然とした野球部員たちも野球部員たちです。
私は高野連に彼らの不品行を報告して甲子園出場中止にさせてやろうかとも思いました。
しかしそこまでしては甲子園めざして毎日きびしい練習をしてきた彼らが可哀想な気もしてそこまではしないことにしました。
しかしもう私は彼らを応援する気にはなれませんでした。
「あなた。ひどいわ。こういうことだったのね」
私は怒りに満ちた憤怒の目を夫に向けました。
夫は、
「ごめん。ごめん」
と笑いながら言いました。
まるで悪戯した子供が謝る程度の反省しか感じられません。
私はもう××高校を応援する気には全くなれませんでした。
翌日。
××高校と○○高校の地区予選の決勝戦が行われました。
私はテレビを見ながら
「××高校。負けろ。負けろ」
と呪いの言葉を言い続けました。
その呪いが効いたのか××高校は満塁逆転サヨナラホームランを打たれて負けました。
・・・・・・・
しかし彼らが地区予選の決勝戦で負けて泣いているのをテレビで観ると何だか彼らが可哀想になってきました。
・・・・・・・・
夫の悪戯は悪ノリする一方です。
私たちが越してきた家は周りに民家が無く家の裏は雑木林でした。
家の外には一本の大きな桜の木がありました。
私の家の前の道を通る人にはその桜の木が見えるのです。
・・・・・・・・
ある日夫は私を其処へ連れて行きました。
そして夫は、
「さあ。着ている物を脱ぎなさい」
と言いました。
「な、何をするの?」
私は不安に駆られて聞きました。
「いいから脱ぐんだ」
夫は厳しい口調で言いました。
私は仕方なく着ている物を脱いでいきました。
夫の命令には逆らえませんし私が脱がなかったら夫が力づくで私を裸にするでしょう。
私は半袖のブラウスを脱ぎスカートを脱ぎそしてブラジャーをはずしパンティーも脱いで全裸になりました。
夫は私の両手をグイとつかみ背中に回して手首を重ね合わせ後ろ手にしばりました。
そしてその縄尻を木に縛りつけました。
「あっ。あなた。何をするの?」
私が聞いても夫は答えてくれません。
夫は「ふふふ」と笑って家の中にもどってしまいました。
私は後ろ手に縛られて木に繋ぎ止められているので其処から離れることができません。
私は恥ずかしくて消え入りたい気持ちでした。
なぜなら家の前を通る道からは見えてしまうからです。
私は夏の炎天の元太腿をピッチリ閉じ早く夫がもどってきて縄を解いてくれることを祈るように期待しました。
しかし夫はやって来ません。
しばしして数人の男たちがやってきました。
私の住んでいる町にはいすゞの大きな自動車工場が私の家の右手にあり家の左手にはいすゞの社宅があります。
なので家の前の道は彼らの通勤路なのです。
私は彼らと会うといつも「こんにちは」と挨拶していました。
名前までは知りませんが。
仕事が終わったのでしょう。
社員4人がガヤガヤと話しながらやって来ました。
仕事が終わって社宅に帰るのでしょう。
彼らは私を見つけるとわらわらと私の所にやって来ました。
「やあ。奥さん。どうしたんですか。裸で縛られて・・・」
「何か御主人を怒らせるようなことをしたんですか?」
などと言って裸の私をしげしげといやらしい目つきで見ました。
私は夫に命じられて風呂に入った時はアソコの毛を剃っています。
なので裸にされると子供のようにアソコの割れ目が丸見えになってしまいます。
私は太腿をピッチリ閉じ合わせて何とかアソコは見られないように努力しました。
しかしアソコの割れ目は太腿をピッチリ閉じ合わせても少し見えてしまいます。
彼らは裸の私をしげしげといやらしい目つきで見ています。
「み、見ないで。お願い」
「お願い。縄を解いて」
私は彼らに哀願しましたが彼らは聞いてくれません。
裸の私をしげしげといやらしい目つきで見ています。
「どうしてこんな信じられない事が現実に起こっているんだろう?」
「オレ。知ってるよ。京子さんの御主人は商店街の店主たちや高校生などの他人を家に呼んで奥さんを犯させる趣味があるんだ。商店街の店主たちが話してくれて町中でうわさになっているんだ」
と一人が言いました。
「へー。そうだったのか。知らなかった」
「じゃあ。これも他人に奥さんを嬲らせるために裸にして縛ったんだろう」
「そうだな。きっとそうだ」
「いや。もしかすると奥さんはマゾでこうして欲しいと御主人に頼んでいるのかもしれないぞ」
「そうだな。その可能性はあるな」
「では御主人の願望を満足させるために触らせて頂きます」
そう言っていすゞの社員たちは私の体を触り出しました。
「や、やめて。お願い。私はマゾではありません」
私は泣きたい思いで彼らに頼みました。
しかし彼らは聞いてくれません。
「では何なんですか?」
彼らが聞きました。
「そ、それは・・・・」
私は答えられませんでした。
夫がこういう悪戯をするのが好きなどとハッキリと答えることなど出来ません。
彼らは私の太腿を触り出しました。
「ああ。瑞々しい。私は前から奥さんに会う度に奥さんに憧れていたんです。なんて美しい人なんだと。何て素敵な太腿なんだと。一度この太腿に触ってみたいと思っていたんです」
そう言っていすゞの社員は私の太腿を触りだしました。
「ああ。柔らかくて弾力があって素晴らしい太腿だ。癒される」
そう言って彼らは私の太腿に頬ずりし出しました。
男は勝手な動物だと私はつくづく感じました。
彼らは癒されるかもしれませんが私は癒されるどころか最悪の屈辱です。
「ああ。奥さん。奥さんのブラウスを隆起させている胸の膨らみに私はいつも悩まされていたんです」
そう言っていすゞ自動車の社員の一人が私の露出した乳房を触りました。
「ああ。憧れの京子さんの胸だ。大きくて柔らかい」
そう言って彼は私の乳房を思う存分揉みました。
そして時々乳首をつまんでコリコリさせました。
「ああ。京子さんの憧れのお尻だ。大きくて柔らかい」
そう言っていすゞ自動車の社員の一人が私の尻を触り出しました。
彼らはだんだん調子に乗って私の首筋にキスしたり太腿を舐めたり乳首を口に含んだりお尻を舐めたりするようになりました。
そして閉じている私の股間に手を入れてきました。
そして指を私のアソコの中に入れてきました。
「ああ。奥さんの奥さんのアソコを触れるなんて夢のようだ」
と彼は酩酊した様子で言いました。
彼らはだんだんと興奮してきてハアハアと息が荒くなってきました。
私も4人の男に寄ってたかって弄ばれているうちに感じてはいけないと思いつつも感じてしまいアソコから愛液が出始めました。
私もハアハアと息が荒くなっていきました。
「おお。京子さんは感じているぞ。もっと愛撫を激しくしろ」
そう言って彼らは私に対するペッティングを激しくしていきました。
「も、もう我慢できない」
そう言っていすゞ自動車の社員たちはズボンを脱ぎパンツを脱ぎました。
彼らのおちんちんは全員ビンビンに勃起していました。
彼らは片手で自分のおちんちんをしごきながら片手で私の乳首や尻の穴やまんこを刺激しだしました。
今までよりいっそう激しく。
私はオルガズムの予兆を感じました。
「ああー。いっちゃいそう」
私は見えも外聞も忘れて言いました。
「オレ達も出そうだ」
「京子さん。一緒にいこう」
彼らはハアハアと息を荒くしながらおちんちんをしごく度合いを速めると同時に私に対する責めの度合いも速めました。
「ああー。いくー」
私は叫びました。
「ああー。出るー」
彼らも叫びました。
彼らは一斉に射精しました。
溜まっていた精液が放物線を描いて大量に放出されました。
それと同時に私もオルガズムのエクスタシーに達しました。
「ああー。いくー」
私は叫びました。
私は全身をガクガクさせていました。
しかしだんだんとオルガズムの興奮が収まってまきした。
私はガックリと脱力して項垂れました。
男たちも精液を出し切ると、
「はあ。気持ちよかった」
と言って私の体から手を放しました。
オルガズムの後の虚無感から私は何をする気力も出ませんでした。
ただただ丸裸で後ろ手で木に縛られたまま項垂れていました。
いすゞの社員たちも精液を出し切ってもうこれ以上私に触ろうとはしませんでした。
彼らはパンツを履いてズボンも履きました。
「京子さん。今日はどうも有難う」
「今日は最高にいい一日だった」
そう言って彼らは去って行きました。
・・・・・・・・・
日が暮れてきました。
しかし私は何をする気力も出ずまた後ろ手に縛られて木に縛りつけられているので無気力に項垂れていました。
しばしして。
夫がやって来ました。
「京子。つらかっただろう。ゴメンな」
そう言って後ろ手の縄を解いてくれました。
私は裸のまま夫と共に家に入りました。
「あなた。ひどいわ」
私は夫に語気を荒くして言いました。
しかし夫は、
「ごめん。ごめん」
といつものように笑って誤魔化すだけです。
「京子。風呂に入りな。風呂を沸かしといたから」
夫に言われれて私は風呂に入りました。
湯船に浸かっているうちに疲れがとれてきました。
脱衣場には浴衣が用意されていました。
夫は私にとんでもない意地悪をしますが私に対してとても優しくしてくれて私を大事にしてくれるのです。
夫が私を愛してくれていることは間違いありません。
私はそれを確信しています。
ただ愛してくれているのにどうしてこんな変な事をするのでしょうか?
きっと夫は変態な性癖があるのでしょう。
私には理解できませんが。
「京子。今日の夕食は店屋物をとろう」
そう言って夫は寿司屋に電話しました。
やがて寿司屋が上等の江戸前寿司を持ってきました。
私は夫と江戸前寿司を食べました。
私たち二人には夫婦の会話というものがありません。
食事の時は黙って食べます。
初めの頃は私は夫に色々と話しかけていたのですが私が何を話しかけても夫は答えてくれません。
なので私ももう夫に話しかけるのをやめました。
新婚の夫婦の食事なのに何も話さず黙って食べるというは味気ないものです。
その日も私は私の寝室で夫は夫の寝室でと別れて寝ました。
・・・・・・・・・
数日が経ちました。
ある日のことです。
私が買い物に出かけようとすると夫が
「オレも町に用があるから車で送っていってやるよ」
と言いました。
私は商店街の店主たちや××高校の野球部員たちやいすゞ自動車の社員たちに裸を見られて弄ばれて、その噂はほとんど町中に知れ渡っていますので町を歩くのが恥ずかしく助かります。
夫の車は平成22年式のラパンです。
「ありがとう。あなた」
と言って私は車の助手席に乗りました。
夫は運転席に乗ってエンジンを駆けました。
そして発進しました。
夫とこうして一緒にドライブ出来るのは私にとってとても嬉しいことでした。
これが結婚した夫婦の当たり前の幸せです。
こういう当たり前の幸せに私の心はドキドキとときめいていました。
私はこの頃駅前のスーパーで買い物していました。
湘南台駅前には相鉄ローゼンとダイエーとオーケーという三つのディスカウントスーパーがあります。
夫は相鉄ローゼンの前で車を止めました。
「じゃあ。オレはここで待っているよ。はやく買い物してきな」
夫が言いました。
「はい」
私は車を降りて相鉄ローゼンで買い物をしました。
そして夫の車にもどってきました。
夫は助手席のドアを開けて私を車に乗せました。
そして夫はエンジンを駆け駅前の駐車場に行き車を止めました。
「さあ。降りて」
夫に言われて私は車から出ました。
夫は私の手を引いて湘南台駅に向かいました。
湘南台駅は小田急江ノ島線と横浜市営地下鉄ブルーラインと相鉄線が通っています。
横浜市営地下鉄ブルーラインと相鉄線は湘南台駅がターミナル駅です。
三つの路線が通っているためその改札口は地下にあります。
夫は地下の駅の構内にあるトイレに向かいました。
私の手をつかんで。
尿意が起こったのだろうと私は思いました。
しかし夫はとんでもない事をしました。
人がいないのを見て夫は私を男子トイレに強引に連れ込んだのです。
幸い男子トイレに人はいませんでした。
夫は洋式のトイレの個室に私を連れ込みました。
湘南台駅の地下のトイレはきれいで割とスペースがあるのです。
「な、何をするの?」
不安がっている私を無視して夫は私の着ている服を全部脱がせました。
ブラウスもスカートもブラジャーもパンティーも全部です。
私は一糸まとわぬ丸裸にされてしまいました。
「あ、あなた。一体何をするの?」
聞いても夫は答えてくれません。
夫はバッグの中から縄を取り出しました。
そして私の両手を背中に回して後ろ手に縛りました。
そしてその縄尻をトイレの中にあるカバンをかけるフックに縛りつけました。
「あ、あなた。一体何をするの?」
聞いても夫は答えてくれません。
夫は私の口を開けて布切れを私の口の中に詰め込みました。
そして豆絞りの手拭いで私の口を塞ぎました。
口を塞がれているので私は言葉を出せません。
喋ろうとするとヴーヴーと微かな唸り声になるだけです。
夫はニヤリと笑ってそのままトイレから出て去ってしまいました。
私は夫のおそろしい悪戯の意味を理解しました。
(どうか誰も来ないで)
と私は祈りました。
しかし私の祈りはそう安々と神には通じませんでした。
見知らぬ男がトイレに入って来ました。
男は裸の私を見ると最初は吃驚した顔になりました。
しかしすぐにニヤリと笑って裸の私を見ながらズボンを降ろしパンツも下げました。
そして男はニヤニヤ笑いながら目の前の裸の私のアソコを触りながら大便をし小便をしました。
私は夫に命じられて風呂に入った時はアソコの毛を剃っています。
なので裸にされると子供のようにアソコの割れ目が丸見えになってしまいます。
そして男はトイレットペーパーで尻をふいて水洗で流しました。
男はパンツを履こうとしません。
男は目の前に居る私のアソコを触ったり乳房を揉んだりと思うさま私を触りまくりました。
私は口を塞がれているので言葉を出せません。
喋ろうとするとヴーヴーと微かな唸り声になるだけです。
男はだんだんハアハアと息が荒くなっていきました。
男のおちんちんは天狗の鼻のようにそそり立っています。
男は片手で私のアソコを触りながら片手でそそり立った自分のマラをしごき出しました。
「あっ。ああー。出るー」
男の亀頭からは白濁した精液が勢いよく放出されました。
そして男はパンツを履きズボンを履きました。
そして「あー。気持ち良かった」と言ってトイレを出ていきました。
私は男はつくづく勝手な生き物だと思いました。
男にとっては気持ちいいかもしれませんが女にとっては気味悪いだけです。
その後も2人の男がトイレに入って来ました。
しかしやることは最初の男と同じです。
私の体を触りながら大便と小便を排泄し勃起したおちんちんをしごきながら射精し「あー。気持ち良かった」と言ってトイレを出ていくのです。
もう私はこんなことには耐えられませんでした。
3人の男に弄ばれた後夫がトイレに入って来ました。
そして私の後ろ手の縛めを解いてくれました。
そしてバッグからパンティーとブラジャーとスカートとブラウスを取り出して私に履かせてくれました。
私が豆絞りの手拭いをとろとろすると夫は、
「だめ」
と言って許してくれません。
私は豆絞りの手拭いをしたままトイレから出ました。
そして夫に手を曳かれて駐車場に止めてあるラパンに乗り込みました。
夫は車のエンジンを駆け車を出しました。
そして家に着きました。
家に入ると夫は豆絞りの手拭いを解いてくれました。
私は「わーん」と泣きました。
「あなた。ひどいわ。あんまりだわ。どうしてあんな酷いことをするの?」
そう言って私は夫に抱きつきました。
「ごめん。ごめん。本当にごめん」
と夫は謝りました。
この謝罪には本心が含まれているように私は感じました。
夫は私の体をそっと抱いてくれて優しく髪を撫でてくれました。
謝るくらいなら何であんな惨いことをするのでしょう?
「ごめん。京子。本当にゴメン。おわびとしてオレを気の済むまで殴ってくれ」
と夫は言いました。
「そ、そんな事できないわ」
私は泣きながら言いました。
「じゃあ愛する京子を虐めた罰として・・・」
と言って夫はシャープペンを自分の腕に当てグイグイと押しつけました。
「や、やめて。あなた」
私は夫のシャープペンをとりあげました。
「じゃあ君を虐めたおわびとしてこれを飲むよ」
そう言って夫はタバスコを一瓶全部飲んでしまいました。
「うぎゃー。辛いー」
と叫んで夫は床をゴロゴロのたうち回りました。
私は急いで水を持ってきました。
「あ、あなた。これを飲んで」
夫は水をゴクゴク飲みました。
私は泣きながら苦しんでいる夫を介抱しました。
「あなた。もうさっきの事は許します。ですから自分を痛めつけるようなことはやめて下さい」
私は泣きながら夫に訴えました。
夫には何か精神の異常があるとしか思えません。
・・・・・・・
ある日夫の高校時代の友人が家にやって来ました。
客は応接間のソファーに座りました。
「いらっしゃいませ」
と言って私はアイスティーを客人と夫に出しました。
客はどうもありがとうと礼を言いました。
そして私を見ました。
「いやあ。京子さん。お綺麗ですなー。御主人がうらやましい」
と客は嬉しそうに言いました。
私は恥ずかしくなって顔が真っ赤になりました。
「A君。ここでは何だから私の書斎で話そう」
と夫は言いました。
そして私の方を見て
「京子。ちょっと席を外してくれ。大事な話なんだ」
と夫は言いました。
「わかったわ。私。買い物に行ってくるわ」
そう言って私は買い物籠を持って家を出ました。
しかし私は何か夫とAさんは私と主人の関係について話すような気がしてなりませんでした。
女の勘ですが。
大事な話というのですからもしかすると重要なことを話すのではないかと思いました。
それで私は踵を返して家にもどりました。
足音をしのばせてこっそり夫の書斎の入り口の前で聞き耳を立てました。
部屋の中から夫とAさんの会話が聞こえてきました。
・・・・・・・
「お前。京子さんを抱かないで他人に京子さんを弄ばしているそうじゃないか。どうしてそんな事をするんだ?お前は寝室も別にして寝ているそうじゃないか。どうしてそんなことするんだ?お前は京子さんが嫌いなのか?」
「いや。嫌いなもんか。愛してやまないよ」
「じゃあどうしてそんな事するんだ?」
「ははは。まあいつか聞かれるだろうと思っていたから話すよ」
「ああ。ぜひ聞きたいな」
「普通男と女が結婚したらどうなる?」
「そりゃーわかりきったことだろ」
「そうだよな。男と女が結婚する。すると女は夫だけの物となる。妻は他の男とは付き合えない。恋愛も性愛も出来なくなる。もしすればそれは不倫ということになる。そうだろ?」
「まあ。そうだな」
「オレは京子を愛しているが同時に京子の美しさ女としての魅力をうんと世間の男たちに知らしめたいんだ。オレというたった一人の男の籠の中に閉じ込めたくないんだ」
「ふーん。なるほどな。じゃあ他の男たちに京子さんの裸を見せたり触らせたするのはわかったよ。では聞くがどうしてお前は京子さんを抱いてやらないんだ?」
「日本の離婚率は何%だか知っているか?」
「よく知らないがかなり高いようだな」
「日本の離婚率は40%だ」
「高いな」
「離婚しなくても夫婦がいわゆる普通に暮らしていたらどうなると思う?」
「どうなるって?」
「夫とだけ毎日セックスしていたらどうなると思う?」
「どうって?」
「わかりきったことさ。結婚当初いや結婚以前の熱烈に相手を愛していた燃えるようなやるせない愛情はマンネリ化してきて惰性の付き合いに堕落してしまうだけさ。結婚は人生の墓場と言うだろ。ボードレールの格言だ。オレは京子を墓場に埋めたくなんかないんだ」
「ま、まあな。確かにそういう傾向はあるな」
「そうだろ。オレはそれが嫌なんだ。妻を毎日抱くことによって妻に対する恋愛の新鮮さがなくなってしまうことが」
「それがお前が京子さんを抱かない理由か?」
「まあ。そうさ」
「そうか。そういう考えとは知らなかったよ。しかしお前は特殊な考え方をする人間だが。京子さんの気持ちを考えてみろ。京子さんはお前のような特殊な考え方の持ち主じゃない。京子さんはお前に抱いて欲しいと思っているんだ」
「それはわかっているさ。まあ京子の女の魅力も多くの男たちに知らしめることが出来たしそろそろもうこんな事はやめようと思う」
「ああ。そうしろ。京子さんはお前が何を考えているのかわからなくて困っているんだぞ」
「ああ。京子には申し訳ないと思っている。しかし京子は離婚したいとは一度も言っていないぞ。なぜだかわかるか?」
「いや。わからないな」
「京子もオレが京子を愛しているということを感じているからさ。もし嫌いという理由で京子をいじめていると京子が思っているのなら京子はオレと離婚したいと言い出すはずさ」
「じゃあ。どうしてお前のそういう理由を最初に京子さんに言わないんだ?」
「言ったら京子は安心してしまうだろ。京子は物分かりのいい女だから」
「そうか。それを聞いて安心したよ」
「それと・・・・」
「それと何だ?」
「それと京子にはすまないが京子がおびえている顔はホントに可愛いんだ。オレは京子のあの顔が好きなんだ」
「お前はサディストだな」
「ああ。京子にはすまないと思っているよ」
「じゃあお前は嫉妬心を楽しんでいたんじゃないのか?」
「いや。それはないな。嫉妬心を楽しむなんて月並みな行為などオレは超越しているよ。オレは一人の女を独占したいとか自分だけの物にしたいなんていうケチくさい人間の心理が嫌いなんだ。嫉妬心を楽しみたいなんていうのは女を独占したいという心理があるからだろ。オレは京子を友達のように一定の距離を保ちつつプラトニックに京子に恋していたいという関係を保ちたいんだ」
「そうか。それを聞いて安心したよ。もしかするとお前のような気持ちを持って結婚したら離婚することもなく結婚した女に飽きるということもないかもしれない良い方法かもしれないな」
「ところで君は高校時代僕が芝生に座っていた時僕が芝生をむしって食べたことを覚えているかい?」
夫が言いました。
「ああ。覚えているよ。あの時何で君はあんな事をしたんだ?」
「僕は人間というものを嫌っているんだ。昔から多くの哲学者は人間は因果律によって行動していると言っているよな。つまり人間の行動はその行動をしたいという人間の感情の欲求から起こっていると」
「ああ。そうだな」
「僕はそれが嫌いなんだ。僕は自分の感情の欲求によって行動している人間どもは感情の奴隷だと思っているんだ。それで僕は自分だけはそんな自分の感情の欲求によって行動するような人間では決してないという自信を持っていたんだ。自分は世の中の他の人間とは違う特別な人間だと思っていたんだ。人間が芝生を何の意味も目的も無く食べるなんてことをするはずがないだろう?」
「ああ。そうだな」
「あの時は僕も得意だった。しかしあとで考えてみるとやはりそうじゃなく僕も因果律の網にかかっている人間だということに気づいたんだ」
「それはどういうことだ?」
「つまり何の意味も目的も無く芝生を食べるなんて行為は一見すると因果律の法則を超越している人間のように見えるだろう?」
「ああ。そうだな」
「しかしそうじゃないんだ。僕が何の意味も目的も無く芝生を食べた行為は僕が因果律を脱却した人間でありたいという欲求から起こっているということに気がついたんだ。つまり一見すると因果律に従っていないように見える行為でも結局は人間は因果律の網から抜け出ることは出来ないと後でわかったんだ」
「そうだったのか」
「しかし僕は因果律からは抜けられなくても自分の感情の奴隷には絶対なりたくないんだ。僕に何か感情が起こるとする。すると僕はその感情の奴隷になりたくないという感情がすぐにというかほとんど同時に起こるから僕は普通の人間がとる行動と正反対の行動をとろうとするんだ」
「そうか。君は変わったヤツだな。しかし君の思いを聞いて安心したよ」
その後は夫とAさんの二人は細々した雑談をしました。
・・・・・・・・・・・
その翌日の夕方です。
私は夕食を作りました。
夕方に食べるのですから夕食です。
夕方に朝食を作る人はいません。
その日はカレーライスにしました。
そして食事を食卓に乗せました。
いつものように夫は私を後ろ手に縛りました。
しかし私は抵抗しませんでした。
私は自分から両手を後ろに回しました。
夫は私を後ろ手に縛ってその縄尻を柱に縛りつけましたが私は心の中で喜んでいました。
なぜなら夫が私にこういう行為をする理由が全てわかったからです。
夫はサディズムという愛で私を愛してくれていたのです。
「さあ。ご飯だよ」
そう言って夫はカレーライスをスプーンですくっては私の口に入れました。
私はわざとさびしそうな顔をしてカレーライスをモグモグ噛んで飲み込みました。
なぜなら夫はサディズムの愛で私を愛しているのですから私を人形にしていれば嬉しいのですから。
ゴクンと飲み込むと夫は嬉しそうな顔をします。
夫は次のカレーライスを私の口に運びます。
私はわざとさびしそうな顔をしてそれを食べます。
なぜなら夫は私のさびしい顔を見るのが嬉しいのですから。
夫は私がモグモグ悲しそうな顔で夫の人形になっていると夫は実に嬉しそうです。
私は夫が喜んでくれるのならどんな事にも耐えます。
そのため私はつい、
「あなた。福神漬けも添えてくれない?」
とニッコリ笑って言ってしまいました。
夫は「えっ」と言って顔をしかめました。
夫はカレーライスを運ぶのをやめました。
私が想定外のことを言ってしまったのでとまどってしまったのでしょう。
私は言って後悔しました。
「京子。どういう気の変わりようだ?」
夫が聞きました。
私はもう正直に今日聞いたことを言おうと思いました。
「あ、あなた。ごめんなさい。私。さっきあなたが友達と話すのを聞いてしまいました。あなたは私をサディズムの愛で愛してくれていたんですね。そして私といつまでも新鮮な恋愛感情の緊張感を保ちたいんですね。あなたがそんな事を考えていたなんて知りませんでした」
夫は渋い顔になりました。
「そうか。さっきの会話を聞いてしまったのか」
夫はさびしそうに言いました。
「ごめんなさい」
「種明かしがバレてしまうともう興ざめになってしまうんだ。もういいよ。これからは普通に食事しよう」
そう言って夫は私の縄を解いてくれました。
私は夫と一緒にカレーライスを食べました。
「京子。今までごめんな。オレが変な性格で」
「ううん。いいわ」
私は嬉しくなって目から涙が出ました。
「聞かれてしまったからには仕方がない。いつかはバレる日が来ると思っていたんだ。オレは君とはいつまでも初々しい恋人でいたいんだ」
夫は言いました。
「ええ。構わないわ」
私は嬉しくて涙が止まりませんでした。
「寝室は今まで通り別々でもいい?」
夫が聞きました。
「ええ。いいわよ」
私は答えました。
「明日。海水浴場に行こう。君の美しさを多くの男たちに見せつけたいんだ」
「はい」
私は素直に答えました。
・・・・・・・・
翌日になりました。
夫はオートバイが好きで大型二輪の免許を持っていて昔の本田のCB750の大型バイクを持っていました。
家から海水浴場には近いのですが「夏空の元で走るオートバイこそが最高の青春だ」と言うのです。
オートバイは夏でも皮のつなぎを着ていた方が安全なのですが、
「オートバイは皮のつなぎを着て乗るのは格好が良くない」
と言って夫も私も薄い半袖シャツを着てオートバイに乗りました。
つなぎを着ていなくても夫はオートバイの運転には自信を持っていますので私は夫の運転を信頼しています。
私は後部座席に乗り運転する夫にヒッシと抱きつきました。
もし夫が転倒したり事故を起こしたりすれば危険ですが私は逞しい夫に命を預けているようでそれがスリルでもありました。
もちろん750ccの大型バイクですからセルスターターはありますが夫はキックペダルでエンジンを駆けます。
「大型バイクをキックペダルでエンジンを駆けることが男のダンディズムだ」
と夫は言います。
夫はキックペダルを踏み込んでオートバイを始動させました。
私は体を夫の背中にピッタリくっつけ両手を前に回して夫の体を抱きしめました。「じゃあ由比ヶ浜の海水浴場に行こう」
夫が言いました。
「はい」
私は夫に抱きついたまま返事しました。
夫に抱きついて走るオートバイは最高でした。
私と夫は由比ヶ浜の海水浴場に行きました。
海の家に荷物を預けて私は更衣室で水着に着替えました。
水着は夫が買ってくれたビキニです。
今時の若い子が着ている露出の派手なTバックではなくフルバックでブラジャーも乳首だけ隠すようなエロティクな物ではなくちゃんと乳房がスッポリ収まってくれるビキニです。
夫に言わせると「Tバックのような露出過多のビキニは恥じらいがなくて幻滅だ。女がセックスアピールするようになってはエロティシズムは死んでしまう。ビキニは普通の方が男の性欲をかきたてる。日本の女には西洋の女と違って恥じらいがまだある」
らしいのです。
私は夫が買ってくれたビキニを着ました。
そして夫と海の家で椅子にもたれて海水浴客たちを眺めていました。
夫はワインを注文しました。
私はお酒が飲めないのでオレンジジュースを注文しました。
私たちは、
「カンパーイ」
と言ってグラスをカチンと触れ合わせました。
猛暑で咽喉が渇いていたので私はゴクゴクとオレンジジュースを飲みました。
「京子。ちょっと砂浜を歩かないか?」
夫が言いました。
「ええ」
私は夫と手をつないで砂浜を歩きました。
私はこうするのが夢でした。
これこそ正常な新婚です。
私は幸せを噛みしめて夫の手をギュッと力強く握りしめました。
夫も私の手をギュッと握りました。
海水浴場にいる男の客たちが私に視線を向けました。
「おおー。すごいハクイ女」
「きっとグラビアアイドルだろう」
「お前彼女知ってるか?」
「いや。知らない」
「でも男がいるんじゃな」
「でもどうしても写真に撮りたいな。美し過ぎるもんな」
そう言って一人の男が私たちに近づいてきました。
彼らの一人が夫に向かって、
「あのー。お連れの女性をぜひ写真に撮らせて頂けないでしょうか?」
と聞きました。
「ええ。かまわないよ」
夫は言いました。
「あのー。大変申しあげにくいのですが・・・」
と一人が言いました。
「ははは。君の言いたいことはわかっているよ。女だけを撮りたいから私にどいていてくれということだろう」
と夫は機先を制して言いました。
「いや。どうもすみません」
男はペコペコ頭を下げました。
「いや。構わないよ。男と一緒じゃ野暮な写真になってしまうからね」
と夫は言いました。
「いや。どうもすみません」
男はペコペコ頭を下げました。
「では私はちょっと離れていよう」
夫はそう言って私から少し離れました。
夫は彼らが私一人の写真を撮りたいと思っているのだろうと気を利かせたのです。
彼らは私にスマートフォンを向けました。
「お姉さん。髪を搔き上げてセクシーなポーズをとって下さい」
とか
「四つん這いになってお尻を上げてくれませんか?」
などと彼らは私に要求しました。
私は彼らの要求に応じて彼らの求めるポーズをとりました。
彼らはパシャパシャとカメラマンのように何枚も色々なアングルから私の写真を撮りました。
そして彼らの一人一人と手をつないでいる写真も撮りました。
もう十分なだけ撮り終わると
「どうもありがとうございました」
と言って彼らは去っていきました。
「あっ。京子さんじゃ」
海水浴客の一人が言いました。
商店街の店主たちの一人でした。
「あっ。ホントじゃ」
「ホントじゃ」
商店街の店主たちは私の所にやって来ました。
「京子さん。久しぶりじゃの」
「最近京子さんと遊べないのでわしらさびしゅうて。さびしゅうて」
「今日はわしらみんなで海水浴に来たんじゃ」
「しかし京子さんは素晴らしいプロポーションじゃな」
「ビキニ姿が最高にセクシーじゃ」
などと言います。
私は彼らに裸にされてさんざん裸を見られ触られと弄はれましたが不思議なもので彼らに対して恥ずかしいという気持ちはありませんでした。
セックスなんてそれをされている時は恥ずかしくて屈辱的ですがそれが終わってしまえば女が男に体を許すかどうかを決める絶対的な権限は女にあるのです。
(もっとも彼らがした行為は嫌がる私を裸にして触りまくったり女体盛りしたりしたものなのであれはセックスではなく凌辱というべきですが)
ともかく女の許可がなければ男は女に指一本触れることが出来ません。
そう思うと私は何だか男に対して優越性が起こってきました。
所詮男は女の奴隷なのです。
「京子さん。ビキニ姿を写真に撮らせてくれんかの?」
と商店街の店主たちが聞きました。
「ええ。いいわよ」
と私は答えました。
私はさっきと同じように髪を搔き上げたり四つん這いになってお尻を上げたりとグラビアアイドルがとるセクシーなポーズをとりました。
彼らはパシャパシャと私の写真を撮りました。
そして彼ら一人一人と手をつないだ写真も撮りました。
「ああ。京子さん。有難う」
「京子さん。御主人の許可はあったけれどあなたの許可なくあなたを弄んでしまってすまなかった。ごめん」
「最近京子さんにエッチなことをしたくて御主人に頼んでも許可してくれないもんでさびしゅうて。さびしゅうて」
「京子さんも罪つくりな人じゃ。一度うんと極楽を味あわせておいてその後はわしらを無視するなんて・・・・。わしは毎日京子さんを弄んだ時のことを思い出してはオナニーしていたんじゃ」
と彼らは言いました。
彼らの海水パンツはテントをはっていました。
海水パンツの中でおちんちんが勃起しているのでしょう。
「京子さん。太腿を触ってもいいかの?」
商店街の店主たちが聞きました。
「ええ。いいわよ」
私は心地いい優越感に浸って言いました。
商店街の店主たちは私の太腿を触りました。
「ああ。温かい。柔らかい。女子の最高のぬくもりじゃ」
商店街の店主たちは私を女神のように崇めます。
私は「ふふふ」と笑って彼らの頭を撫でました。
私は何だか男たちに君臨する女王になったような気分になりました。
彼らはだんだんとハアハアと息が荒くなっていきました。
彼らは海水パンツの中に手を入れてマラをしごき出しました。
「あ、ああー。出るー」
そう言って商店街の店主たちは海水パンツの中で射精しました。
それを見ていた海水浴客たちは何事かとゾロゾロと集まってきました。
私は夫の方を見ました。
夫は私を手招きしています。
「ごめんなさい。またね」
そう言って私は商店街の店主たちを残して夫の所に行きました。
「京子。ちょっと騒々しくなってきたからここの海水浴場は去ろう」
夫が言いました。
「はい」
夫と私はオートバイを止めてあった所に行きました。
夫は海水パンツで半袖シャツでオートバイにまたがり私はビキニで後部座席に乗り夫にしがみつきました。
「じゃあ片瀬西浜に行こう」
夫が言いました。
「はい」
私は夫の背中にピッタリと体をくっつけて言いました。
夫はCB750を男のダンディズムとやらでキックペダルを踏み込んでエンジンを駆けました。
ドウンドウンとCB750の力強いエンジンが始動しました。
エンジンの駆かったオートバイはあたかも動物のようです。
鼻息を荒くしている馬のようです。
オートバイが走り出しました。
片瀬西浜は江ノ島の西側の海水浴場です。
由比ヶ浜から片瀬西浜へは海沿いに走っている国道134号線で一直線です。
途中には七里ガ浜がありますがここは遊泳禁止区域なので海水浴場はありません。
オートバイの進行方向から見て左が海で右には江ノ電が走っています。
私は心地いい気分で夫の背中にピッタリと体をくっつけていました。
国道134号線は渋滞で片瀬西浜に少し時間がかかりましたが着きました。
オートバイなので車の横をスルスル抜けて走ることも出来ますが夫に言わせると750ccの大型バイクは道路の真ん中を威風堂々と運転するのが男のダンディズムらしいのです。
片瀬西浜に着きました。
夫と私は海の家に入りました。
夫はワインを注文しました。
私はお酒が飲めないのでオレンジジュースを注文しました。
私たちは、
「カンパーイ」
と言ってグラスをカチンと触れ合わせました。
猛暑で咽喉が渇いていたので私はゴクゴクとオレンジジュースを飲み干しました。
「京子。ちょっと砂浜を歩いてきなさい?」
夫は微笑んで言いました。
「はい」
私はニコリと笑顔を夫に見せて海水浴場に出ました。
砂浜を歩いていると由比ヶ浜の海水浴場の時と同じように男たちの視線が私に集まりました。
「おおー。すごいハクイ女」
「きっとグラビアアイドルだろう」
「お前彼女知ってるか?」
「写真に撮りたいな。美しすぎるもんな」
そう言って一人の男が私たちに近づいてきました。
由比ヶ浜の時と同じです。
「あ、あのー。お姉さん。写真を撮らせて頂けないでしょうか?」
と聞いてきました。
「いいわよ」
と私はニッコリ笑って言いました。
私を多くの男たちに見せびらかせたい。
それが夫の願望なのですから。
私はもうためらう気持ちがありませんでした。
彼らは私にスマートフォンを向けました。
「お姉さん。髪を搔き上げてセクシーなポーズをとって下さい」
とか
「四つん這いになってお尻を上げてくれませんか?」
などと彼らは言いました。
私は彼らの要求に応じて彼らの求めるポーズをとりました。
彼らはパシャパシャとカメラマンのように何枚も色々なアングルから私の写真を撮りました。
そして彼らの一人一人と手をつないでいる写真も撮りました。
もう十分なだけ撮り終わると
「どうもありがとうございました」
と言って彼らは去っていきました。
片瀬西浜では海の女王コンテストが行われようとしていました。
「京子。あれに出場してみないか」
夫が言いました。
「えっ。でも私申し込みなんてしていないし・・・」
「いや。オレが申し込んでおいたよ。お前の写真を添付して。そうしたら一次選考は通過したよ」
「まあ。そうだったの。知らなかったわ」
私は驚きました。
「あっ。山本京子さんですね。よくいらしてくださいました。有難うございます」
大会関係者が私に声をかけました。
最終選考に残った5人の中に私は入れられました。
結果は審査員5人の全会一致で私が今年の海の女王コンテストに優勝しました。
その直後に私はある芸能プロダクションに声をかけられました。
「あ、あの。どうか我が社に所属していただけないでしょうか。あなたをグラビアアイドルとして全面的に売り出したく思っています。写真集も出したく思っています。あなたの写真集ならきっと売れること間違いないと確信しております」
とプロダクションの人間は平身低頭で私に頼みました。
私はチラッと夫の方を見ました。
夫は笑顔で頷きました。
「わかりました」
私は答えました。
こうして私は××芸能プロダクションに所属することになりました。
そして週刊ジャンプ週刊サンデー週刊マガジンなど全ての週刊まんがのグラビアアイドルとなりました。
私は一躍人気アイドルとなりました。
私の写真集の撮影のためのグアム旅行が行われ私の写真集が出版されました。
写真集は店頭平積みで飛ぶように売れました。
1000万部のミリオンセラーです。
私はグラビアアイドル歌手女優として忙しい日々を送っています。
しかし夫婦間の新鮮な恋心を保つために夫婦の寝室は別にしていますし夫とセックスもしません。



令和2年9月8日(火)擱筆

不幸な妻の物語

不幸な妻の物語

  • 小説
  • 中編
  • 恋愛
  • ミステリー
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-07-19

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