【超短編小説】電卓

六井 象

 ふと思い立って、自分のいのちの値段を計算してみた。夜通し様々な数字を入力し、ドキドキしながら電卓の「=」のボタンを押すと、液晶に表示されたのは「モウネナサイ」の文字だった。何だい、偉そうに。その日は寝ないで仕事へ行った。眠かった。

【超短編小説】電卓

【超短編小説】電卓

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2021-02-23

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