冬と同行

目覚めの早さに
夜明けの前に
感じる
気配
ひたひたとやってくる
一等暗い季節

過ぎる日々の早さに
あきれる

冬も
あっけなく流れるのかしら

インスタントコーヒーを
山ほど飲み
日常が動き出すのを待つ

早く出会う冬
早く出会う今日

同行を楽しめるよう
挨拶しよう

おはようよろしくハローグッドモーニング
私は一人で一日が始まるのを待つ

冬と同行

冬と同行

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-10-26

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