君がいるから

小鳥のさえずりのように静かな海
そこにいることを知らせない
ほとんどの人は知らない
少しの人は知っている

ごめん、まだ開放する術を知らない

重力とかいう恐ろしさに押さえつけられてさ
回ってるんだよ大海原と大いなる大地

ごめん、まだ開放するすべを知らない

宇宙へと剥がれて行け、君という名の海
僕は海を愛している

君がいるから

君がいるから

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-10-17

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted