愁情碧天

思いついたのを推敲して載せてます。作者の好みが十割を占めているので、大体メンヘラ気味。不定期更新。なろうとアルファポリスに重複投稿しています。Copyright©東正

晴天を仰のく

友よ
そちらは良いところか
今きみはどんなことをして
何を思ってそこにいるか



友よ
そちらは善いところか
きみが歩みを止めてまでも
行きたかったその場所は



友よ
きみはきみ自身の糸を切って
ぼくより先に終着へ至った
たった一人でいってしまった



友よ
ぼくらは契る仲ではなかった
ただ会えば言葉を交わし
共に歩き微笑むような仲だった



友よ
ぼくはきみとこれからも
目が霞み耳が遠く足が遅くなるそのときまで
肩を並べて歩きたかった



友よ
此方は今日も青空だ
純白の塊が高く伸び
あれほどなら彼方でも届くか



あれほどなら
きみが此方を覗いても
この天気雨を秘してくれるか

愁情碧天

愁情碧天

思いついたのを推敲して載せてます。作者の好みが十割を占めているので、大体メンヘラ気味。不定期更新。なろうとアルファポリスに重複投稿しています。Copyright©東正 他タグ:詩葬

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更新日
登録日
2020-10-04

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