時の気怠さ

章子

時間がある
私がある
ひどく孤独で
ひどくつまらない
寂しくて
人といても
何か違う

時間の中を泳いでいる
過ぎ去るのを
ただ待っている
私は
時間の
気怠さにつかまった
モノ

かさばる時
時間がいつの間にか溜まって
かさばる時
私は
老いていて
振り返っている

何だったのかしらん
この時達は

つき合い方がうまくなかった
時間の気怠さにつかまったら
逃げられない
寂しいね

ふう、と私は溜息をつく
すうすうと空気を吸う
時間とのつき合いを
やり直せないかと 願いながら

私は
気怠さに
つかまった

時の気怠さ

時の気怠さ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
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