飴と月

疑心暗鬼、怒り、羨望、幸運に耐えられずに、嘔吐機で嘔吐を促す。飴を吐き出す。溶けて崩れた幼気(いたいけ)な飴。空洞。退屈によるパニック。妨害電波が降り立って、「挨拶」。毒を塗る。影に身を潜める最後の抵抗、拡張された言葉、私は恐れている。希少な不幸の刻印。月の癒やしを失って、あなたの身に何が起こるかわからないと思う。なめらかな信頼。結び目が大好き、でも結び目の前では、喉を縫うために、盾としてのため息、ため息のスープ。安心感。沈黙を飲むための武器。水の空、めまいの砂、うねりと悲しみは美しい教え、失われた経典、気絶、光。

飴と月

飴と月

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-09-11

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